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中国で初めて臨床導入されたAI（人工知能）薬品、中国初の侵襲式脳制御埋め込みデバイス、世界初の新エネルギー自動運転量産商用車……。上海の科学イノベーションセンター建設の中心地である上海張江ハイテク産業開発区はすでに、上海科学技術イノベーション発展機能の中核的な受け入れエリア、世界レベルの産業クラスターを構築する主要な場、国家の先駆け試行および体制・メカニズム改革の実験田になっている。ハイレベルの科学技術自立自強と中国式現代化の建設を強力に支えている。科技日報が伝えた。

上海市科学技術委員会が13日に明らかにしたデータによると、同開発区の2023年の一定規模以上の企業（年売上高2000万元以上の企業）の売上高は9兆6000億元（約201兆6000億円）で、1平方キロメートル当たり256億元（約5376億円）。同開発区は上海の8％の土地面積で全市の50％以上のハイテク企業、60％以上の有効発明特許、70％以上の「専精特新（専門化・精密化・特徴化・新規性）」小巨人企業（高い成長性または大きい発展のポテンシャルを持つテクノロジーイノベーション中小企業）を集積している。全市の80％の3大先導産業の工業総生産高、高度人材、外資研究開発機関、科創板上場企業を貢献している。

同開発区の前身は1991年3月に国務院が批准した漕河涇新興技術産業開発区で、国家ハイテク区第1弾の一つだ。国務院は2011年1月に、同開発区による国家自主イノベーション実証エリアへの建設支援を承認した。複数回の拡張と調整を経て、同開発区の面積は534．8平方キロメートルに達し、全市の16の行政区をカバーし、「1区22パーク」の構造を形成した。集積回路、バイオ医薬、人工知能は同開発区が重点的に発展させる3大先導産業だ。C919の商用運営、ARJ21の乗客数の1000万人突破、「愛達・魔都（Adora Magic City）」号の30回以上の航行、超伝導・グラフェンなどの新材料の一連の重要中核技術のブレークスルー、中国初の1000m級高温超伝導ストリップ応用モデルプロジェクトなど、新興産業分野において同開発区のイノベーションの成果は市場で認められ続けている。（提供/人民網日本語版・編集/YF）