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北朝鮮当局が新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の感染拡大を防ぐため、平壌市内に居住する外国人に出していた一部移動制限措置を解除したことが確認された。

平壌駐在のロシア大使館は2日、Facebookに掲載した文で「北朝鮮外務省から外国人のすべての小売店、食堂などサービス施設の訪問を許可するという通知を受け取った」と伝えた。

ただし、通知文は国家非常防疫体系が解除されるまで、すべての野外活動や大衆施設利用時に必ずマスクを着用しなければならない政策は、引き続き維持されることを再確認したと、大使館は伝えた。

北朝鮮は先月3日、外交官など現地の外国人に対する隔離措置を解除したが、その後も平壌外交団地内の病院やショッピングセンターなど許容地域外の訪問は禁止してきた。

大使館は「約2か月ぶりに移動制限措置が解除されたことを歓迎する」とし、「新型コロナを防ぐための北朝鮮当局の対応が効果をあげている結果と評価する」と明らかにした。