>>21
私もこの先生のおかげで大学に入れたし、今教員をすることができているは
この先生のおかげと言える、そんな先生がいるので、
予備校の講師さんを否定する気ははないです。
予備校の講師さんの授業は本当に興味深くて面白くて、
ずっと聞いていたいなと思った講義もたくさんありました。
ただし問題なのは、予備校の講義というのは、生徒の側に
「ちゃんとこの授業を自分の力に習得したい」という「学びに向かう姿勢」が
育っている人でなければ、聞く意味がないことです。
せっかくの講義なのに、
・ちゃんとノートを取らない。
・課題を提出しない。あるいは取り組む気がない。
・予習も復習もしない。
・わからないことがあっても質問すらしない。
こういう「学びの姿勢」が育っていない人にはレベルが高いんです。
逆に言えば「学びの姿勢」が育っている人が選択して、
その講義を受けているわけですから、需要と供給がマッチするので、
予備校の講義は高い効果を発揮するのだと思います。
学校の先生のお仕事は、それこそ「学びの姿勢」を育てることです。
その意味で、学校の先生と予備校の講師さんのお仕事は、
しっかり分業ができているのだと思います。
どちらが良くて、どちらが悪いというものではないのだと思いますよ。
もちろん予備校の講師さんや塾の講師さんが転身して、
学校の現場で一緒に働いてくださるのはとても助かりますし、
本当に大歓迎です。
前職がそういうお仕事の先生も、周りにかなりいらっしゃいます。
でも、到達させるべき目標地点が違ってくるので、
予備校の講師さんだった時と同じような授業ができるわけではないようですよ。
もちろん経験値がありますから授業力がある方は多いですけどね。