インドの感染拡大では、気がかりなことが他にもある。変異株だ。
「B.1.617」という名の新たな変異株がインドで発生している。ウイルスのスパイクタンパク質で2つの主要な変異が起きていることから「二重変異株」とも呼ばれている。わずかに感染力が強く、抗体の防御力が効きにくいとする研究結果が出ており、科学者らは免疫力がどれだけ失われるかを調べている。
「これがワクチンで止められない変異だとする証拠はないと思う」と、英ウェルカム・サンガー研究所のCOVID-19遺伝子プロジェクトでディレクターを務めるジェフ・バレット博士は、BBCに話した。
「B.1.617」という名の新たな変異株がインドで発生している。ウイルスのスパイクタンパク質で2つの主要な変異が起きていることから「二重変異株」とも呼ばれている。わずかに感染力が強く、抗体の防御力が効きにくいとする研究結果が出ており、科学者らは免疫力がどれだけ失われるかを調べている。
「これがワクチンで止められない変異だとする証拠はないと思う」と、英ウェルカム・サンガー研究所のCOVID-19遺伝子プロジェクトでディレクターを務めるジェフ・バレット博士は、BBCに話した。