📖 創作･携帯小説

—————朝

明日香「　　継美先輩‼　　」

継美「あ、明日香・・・・って、先輩って呼ぶのいいかげんにやめて」

明日香は私と同い年なのに私のことを「継美先輩」と呼ぶ。
けれど歳は同じと言っても明日香は3月の遅生まれということも
あって呼んでいるらしい。

継美(どんだけ若いってアピールしたいんだよ〜・・？)

継美「———っで、どうしたの？」

明日香「あのね！さっきね、好きな人に鉛筆ひろってもらったの！
——てへぺろ♡」

継美「・・・・・・・・・・・」

今は朝、学校の教室の中で朝の会が始まる前の休憩時間だ。
なのにどうしてなんだろうか・・・。

なぜ、朝っぱらからこんなどうでもいい話を聞かなければ
いけないのか！
いや、素直に「よかったね〜！」って言えない私が悪いのかな！？

それともこんな話を満面の笑みでする明日香が悪いのか！？
いや、明日香にとってはすごい話なんだから・・・・私が悪い！
明日香は「よかったねー」の一言を待ってるんだ！きっと！

継美「よ・・よか————」

明日香「でもやっぱり、やりかた古かったかなー・・・？」

ちょ・・・・褒め言葉がほしかったんじゃないの！？
話をさえぎるなんて・・・てかこのどうでもいい話に続きなんかあるの！？

明日香「実はね、わざと拾わせたんだ♡」

あすかーーーーー！！それはいじめだーーーー！

明日香「ハンカチ落とすなんて古いから鉛筆を落としたの！新しい時代を私は築いたんだよ！」

いや・・・変わってないし。むしろハンカチの方がいいから・・・。

継美「へ・・・・え」

明日香「鉛筆にはコロンをつけたし、絶対私のこと覚えてくれたはず。」

コロン！？なおさらハンカチのほうがよかったよ‼

明日香「でも、わざわざ1階から屋上まで届けてくれるなんてやさしい♡」

継美「・・・・え？屋上までって・・。」

明日香「うん。拾ってもらいたくて屋上からグランドで朝練してた彼になげたの。」

何？？名前つっこまれたい系？？？？？？？？？？

継美「ええええ・・・‼？」

想像してるような軽い話ではなかった‼
ってかせめて隣の席の人に、授業中「鉛筆とってくれないかな？」ならわかるけど、屋上からって怖‼
ってかよくとってきてくれたよなぁ・・・・。

継美「で、好きな人って？」

明日香「え———。もう・・・・・。継美先輩ったら大胆〜♡」

え、話の流れからして聞けって言ってるもんじゃないの？

明日香「でも、教えるね。内緒だよ！」

結局教えるんだ・・・。

明日香「マイケル菊池武田っていうの」

継美「え・・・・３人も‼ってか外国人いるし」

明日香「ちがくって〜。そういう名前なの‼もう、そういわれるの私コンプレックスなんだからあんまり言わないでよね‼」

なんで明日香がコンプレックスなんだよー‼
ってかマイケル菊池武田って・・・・ふふ・・・。

明日香「あ、マイケル菊池武田君‼」

継美「え、どこ‼」

ま、まさかの・・・・。
年齢は少なく見積もっても４０後半。しかも日焼けしすぎ。
まさかの腕にギプスをしてる長身の男性・・・・。
髪はマルガリーダ。(丸刈りだ。)

継美「どこがかっこいいって思ってる？」

明日香「背が高いところくらいかな♡」

それだけ‼？

ガラ

先生「朝の会を始めるぞー。」

明日香「やっば、またあとでね。」

結果——日並　明日香

　　　１５３センチ　高校２年　

　　男の趣味が悪い、(背の高い人ならだれでも好き。)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上——————

やっと気づいてくれた。

さぁ、つっこんでみなさい。はっはっは

パス間違えたっよーーーｗｗｗ

まじ！！？そういう系か！！

暇なら話そう？？雑談総合で！！！！

嫌だよな…………

あー昨日落ちてたw

夢の中に・・・。
なんつって！w

返事なくてすいませんね。
ま、いたらしますので。

雑談総合で調べてみて。。

調べるってどれを？

てか今朝です！起きるの早くなーい？？
五時くらいにまたきますー。