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１人暮らしの女性宅に侵入して暴行したとして、神奈川県警捜査１課などは３０日、強姦致傷と住居侵入の容疑で、元サッカーＪ２選手、神村奨（しょう）容疑者（２６）＝埼玉県蕨市＝を逮捕した。

逮捕容疑は、昨年３月３１日午前２時半ごろ、相模原市南区のマンション一室に侵入し、就寝していた当時大学２年生の女性（２１）の顔を殴って「静かにしろ、殺すぞ」と脅すなどして暴行し、頭部挫傷などの軽傷を負わせたとしている。

同課によると、神村容疑者は無施錠の玄関から侵入。女性の手をタイツで縛り、バスタオルで目隠しをするなどして犯行に及んでいた。「間違いありません」と容疑を認めている。

平成２１年から今年３月にかけ、小田急電鉄相模大野駅（相模原市南区）周辺などで、マンションに一人で暮らす２０代の女性ばかりを狙った強姦や強姦未遂容疑などの事件が１０件ほど発生しているといい、同課で関連を調べている。

神村容疑者は２３年、サッカーＪ２の水戸ホーリーホックに所属。その後、別のチームに移り、２５年に現役を引退していた。同駅近くに実家があったという。