世界空手連盟(WKF)が主催し、WKF世界シニアランキングのトップ選手のみで年間7大会のシリーズで行われるプレミアリーグ。この東京大会が本年の最終戦になります。プレミアリーグは、東京では初めての開催となります。
また、2020東京オリンピック専用ランキングであるオリンピックスタンディングの対象ポイント大会でもあり、白熱した試合が期待されます。
今大会は、70の国と地域から、延べ630人がエントリー。日本からは、63名の選手が出場予定となっております。
10月10日には日本空手道会館において、大会記者会見を実施。栗原茂夫・全空連副会長、林晃・ナショナルチーム監督、各種目の世界ランク日本人1位の選手が出席しました。多くのメディアの方々にお集まりいただく前で、選手が力強く抱負を述べました。
[匿名さん]
清水が優勝…女子形 プレミアリーグ
毎日新聞2018年10月14日 19時45分(最終更新 10月14日 20時27分)
女子形で優勝した清水希容=東京都足立区の東京武道館で2018年10月14日、渡部直樹撮影
空手の国際大会「プレミアリーグ」の今季最終戦となる東京大会は最終日の14日、東京武道館で男女の組手10階級と形の決勝が行われた。女子形は世界選手権2連覇の清水希容(ミキハウス)が優勝。男子形も世界選手権2連覇の喜友名諒(劉衛流龍鳳会)が制した。
男子組手は84キロ超級の香川幸允(テアトルアカデミー)が制覇。女子組手は50キロ級で2016年世界選手権準優勝の宮原美穂(帝京大)、55キロ級の中村しおり(エス・ピー・ネットワーク)が頂点に立った。16年世界選手権を制した68キロ超級の植草歩(JAL)は世界ランク22位のフランス選手に敗れた。
清水「良いシミュレーションになった」と手応え
世界女王が世界ランク1位のライバル、サンドラ・サンチェス(スペイン)に4−1で完勝。会場を埋めた約3800人の大歓声を受け、清水は深々と礼をして喜びをかみしめた。
テンポ良くキレのある突きを繰り出し、気合十分のかけ声で、観衆を引き込んだ。背筋をぴんと張った美しい姿勢で、力強さを表現。終盤には大きく跳び上がりながら、体を反転させる演武でぴたりと着地を決めた。
今大会のテーマは「気持ちで戦う」だった。気合も評価基準の一つになる形で、清水は2020年東京五輪に向け、大きな大会で精神状態とパフォーマンスの最適なバランスを試している。8月のジャカルタ・アジア大会では冷静に自分のパフォーマンスに徹し、演武の迫力不足を感じた反省を生かした。
サンチェスをも寄せ付けない完勝だったが、「気持ちの部分はできたが、体をコントロールできず、技がうまく走らなかった」と新たな課題も見つかった。
組手の男女のエースが優勝を逃す中、期待通りの優勝。地元開催の雰囲気も経験し、「良いシミュレーションになった」と手応えを口にした。3連覇が懸かる来月の世界選手権へ大きく弾みをつけた。【松本晃】
[匿名さん]
香川幸允が空手世界一!五輪84キロ級代表に名乗り
10/15(月) 9:59配信
日刊スポーツ
香川幸允が空手世界一!五輪84キロ級代表に名乗り
男子組手84キロ超級決勝でアルカニア(右)に突きを決めポイントを奪う香川(撮影・江口和貴)
<空手:プレミアリーグ東京大会>◇14日◇東京武道館◇決勝、3位決定戦
男子組手84キロ超級は世界ランク16位の香川幸允(31=テアトルアカデミー)が、国際大会の最高峰プレミアリーグで初優勝した。決勝は同9位ゴギタ・アルカニア(ジョージア)に2−0で快勝。来月の世界選手権(11月8〜11日、スペイン)に弾みをつけるとともに、20年東京オリンピック(五輪)で1階級に統合される84キロ以下級の世界1位荒賀龍太郎(27=荒賀道場)との代表争いに名乗りを上げた。
【写真】男子組手84キロ超級決勝でアルカニア(右)と対戦し優勝した香川
日本チーム最年長の最重量級のエースが31歳にして悲願を達成した。香川は「相手は踏み込んでこないタイプ」と見極め、得意のカウンターの突きで得点を重ねた。前日の2時間のビデオ分析が生きた。代表歴10年。「いろんな外国人と戦ってきた経験が出せた」。192センチの大男が汗を滴らせながら言った。
地元東京大会で4000人の観客が詰め掛けたが、男子重量級は84キロ級の荒賀が敗退し、決勝に進出した新鋭の嶋田も敗れた。それだけに日本代表の林晃監督も「今まで後手に回っていたが気持ちを前に出して攻めていた。世界につながる戦いをしてくれた」と絶賛した。
[匿名さん]
【日本選手の結果】
女子個人形:清水希容 金メダル
女子個人形:宇海水稀 銅メダル
女子個人形:大内美里沙 銅メダル
女子個人形:岩本衣美里 5位
女子個人形:森本莉菜 7位
女子個人形:大野ひかる 4回戦敗退
女子個人形:岡本沙織 3回戦敗退
女子個人形:清和田雅美 2回戦敗退
女子個人形:清水那月 1回戦敗退
男子個人形:喜友名諒 金メダル
男子個人形:本一将 銀メダル
男子個人形:新馬場一世 銅メダル
男子個人形:堀庭裕平 銅メダル
男子個人形:上村拓也 7位
男子個人形:金城新 4回戦敗退
男子個人形:林田至史 3回戦敗退
男子個人形:在本幸司 3回戦敗退
男子個人形:日比裕太 3回戦敗退
男子個人形:菊地凌之輔 3回戦敗退
[匿名さん]
女子組手-50kg:宮原美穂 金メダル
女子組手-50kg:多田野彩香 銅メダル
女子組手-50kg:遠藤千夏 1回戦敗退
女子組手-55kg:中村しおり 金メダル
女子組手-55kg:山田沙羅 5位
女子組手-55kg:石合郁香 1回戦敗退
女子組手-61kg:染谷真有美 銅メダル
女子組手-61kg:岩戸美紗 3回戦敗退
女子組手-61kg:森口彩美 2回戦敗退
女子組手-68kg:鈴木眞弥 9位
女子組手-68kg:染谷香予 3回戦敗退
女子組手-68kg:菊池瑞希 1回戦敗退
女子組手+68kg:植草歩 銀メダル
女子組手+68kg:川村菜摘 銅メダル
女子組手+68kg:齊藤綾夏 4回戦敗退
女子組手+68kg:澤江優月 3回戦敗退
男子組手-60kg:佐合尚人 2回戦敗退
男子組手-67kg:篠原浩人 銀メダル
男子組手-67kg:船橋真道 4回戦敗退
男子組手-67kg:五明宏人 2回戦敗退
男子組手-67kg:中野壮一朗 1回戦敗退
男子組手-75kg:森優太 銀メダル
男子組手-75kg:西村拳 銅メダル
男子組手-75kg:崎山優成 2回戦敗退
男子組手-84kg:嶋田力斗 銀メダル
男子組手-84kg:小池麻琴 7位
男子組手-84kg:荒賀龍太郎 4回戦敗退
男子組手+84kg:香川幸允 金メダル
男子組手+84kg:安藤大騎 1回戦敗退
男子団体形:喜友名諒・上村拓也・金城新 金メダル
男子団体形:本龍二・本一将・在本幸司 銀メダル
男子団体形:笹岡丈流・松元栞大・松元風大 銅メダル
女子団体形:小川彩月・清水那月・梅景唯 金メダル
女子団体形:南本愛良・宜保ありさ・小久保麗 銀メダル
女子団体形:井川あかり・竹下綾香・安井真生 銅メダル
※団体形は、メダリストのみ。
[匿名さん]