野上恵子が銀獲得「ほっとしている」暑さ適性示す
[2018年8月27日9時45分 ]
FacebookMessenger
女子マラソンで2位となり、日の丸を手に笑顔の野上(撮影・河野匠)
女子マラソンで2位となり、日の丸を手に笑顔の野上(撮影・河野匠)
女子マラソンで銀メダルを獲得し笑顔の野上(撮影・河野匠)
<陸上:アジア大会>◇26日◇女子マラソン◇ジャカルタ・ブンカルノ競技場発着周回コース◇42・195キロ
女子マラソンで32歳の野上恵子(十八銀行)が2時間36分27秒で銀メダルに輝いた。昨夏の世界選手権女王で金メダルのローズ・チェリモ(バーレーン)には25キロ過ぎで離されたが、最後の2・195キロは全体1位のタイムで走り抜けて意地を見せた。「ほっとしている」と笑顔。30キロの給水で男子マラソン金メダリストの井上から「あとは気持ちです」と言われ、奮い立ったという。レース終盤は強い日差しに30度近い環境下。20年東京オリンピックの代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(19年9月15日)を勝ち抜くのに必要な暑さへの適性を示した。女子マラソン界はスピードを生かした若手の台頭が著しい。「これより過酷な中で走る。対策をしないといけない」と引き締めた。
◆野上恵子(のがみ・けいこ)1985年(昭60)12月6日、兵庫県小野市生まれ。須磨学園高を卒業後、04年に十八銀行へ入社。今年3月の名古屋ウィメンズマラソンで日本人3番手となる5位の2時間26分33秒で、MGCの出場権を獲得。トラックの自己記録は1万メートルが32分7秒70、5000メートルが15分24秒70。160センチ、45キロ。
[2018年8月27日9時45分 ]
FacebookMessenger
女子マラソンで2位となり、日の丸を手に笑顔の野上(撮影・河野匠)
女子マラソンで2位となり、日の丸を手に笑顔の野上(撮影・河野匠)
女子マラソンで銀メダルを獲得し笑顔の野上(撮影・河野匠)
<陸上:アジア大会>◇26日◇女子マラソン◇ジャカルタ・ブンカルノ競技場発着周回コース◇42・195キロ
女子マラソンで32歳の野上恵子(十八銀行)が2時間36分27秒で銀メダルに輝いた。昨夏の世界選手権女王で金メダルのローズ・チェリモ(バーレーン)には25キロ過ぎで離されたが、最後の2・195キロは全体1位のタイムで走り抜けて意地を見せた。「ほっとしている」と笑顔。30キロの給水で男子マラソン金メダリストの井上から「あとは気持ちです」と言われ、奮い立ったという。レース終盤は強い日差しに30度近い環境下。20年東京オリンピックの代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(19年9月15日)を勝ち抜くのに必要な暑さへの適性を示した。女子マラソン界はスピードを生かした若手の台頭が著しい。「これより過酷な中で走る。対策をしないといけない」と引き締めた。
◆野上恵子(のがみ・けいこ)1985年(昭60)12月6日、兵庫県小野市生まれ。須磨学園高を卒業後、04年に十八銀行へ入社。今年3月の名古屋ウィメンズマラソンで日本人3番手となる5位の2時間26分33秒で、MGCの出場権を獲得。トラックの自己記録は1万メートルが32分7秒70、5000メートルが15分24秒70。160センチ、45キロ。