スタート時の湿度が80%近い蒸し暑さの中、勝木選手は安定したレース運びで30キロ前後には丸尾選手と2人で先頭に立ちました。
その後、勝木選手は34キロ手前で歩く形が崩れたとして3回目の警告を受け、コース脇に5分間待機しなければならないルールが適用されましたが、40キロすぎ、暑さの影響などからペースが落ちた丸尾選手と中国の選手を抜いて再びトップに立ちました。
勝木選手はこのままトップを守ってフィニッシュし、4時間3分30秒のタイムで日本勢として2大会連続の金メダルを獲得しました。丸尾選手は4時間14分13秒で4位でした。
勝木選手「暑さ対策で有利に」
勝木隼人選手は「日本として前回大会に続いて金メダルをとることができてほっとした。熱がこもらないようユニフォームに穴を開けるなど暑さ対策をしていたので、ほかの選手より有利に進められたと思う。序盤、ほかの選手が速くて遅れたが、間違いなくペースが落ちてくると思った。焦らずに自分の設定していたペースで確実に歩き切ることを重視した」と振り返りました。
一方、歩く形がルールに違反したとして警告を受け、コース脇に5分間とどまる措置を受けたことについて「歩く形の甘さを露呈してしまった。まだまだ改善点がある。形を一から作り直す気持ちでやっていきたい」と課題を口にしました。
丸尾選手「想定外に対応できず」
男子50キロ競歩で4位となった丸尾知司選手は「25キロ付近で突然腕がつり、後半は全身がつってしまい、想定外のことに対応できなかった。自分の準備不足を感じたが、応援のおかげでなんとかゴールできてよかった。この経験をむだにせず、東京オリンピックまでに問題を見直して東京で最高のパフォーマンスを発揮できるようにしたい」と涙ぐみながら話していました。
その後、勝木選手は34キロ手前で歩く形が崩れたとして3回目の警告を受け、コース脇に5分間待機しなければならないルールが適用されましたが、40キロすぎ、暑さの影響などからペースが落ちた丸尾選手と中国の選手を抜いて再びトップに立ちました。
勝木選手はこのままトップを守ってフィニッシュし、4時間3分30秒のタイムで日本勢として2大会連続の金メダルを獲得しました。丸尾選手は4時間14分13秒で4位でした。
勝木選手「暑さ対策で有利に」
勝木隼人選手は「日本として前回大会に続いて金メダルをとることができてほっとした。熱がこもらないようユニフォームに穴を開けるなど暑さ対策をしていたので、ほかの選手より有利に進められたと思う。序盤、ほかの選手が速くて遅れたが、間違いなくペースが落ちてくると思った。焦らずに自分の設定していたペースで確実に歩き切ることを重視した」と振り返りました。
一方、歩く形がルールに違反したとして警告を受け、コース脇に5分間とどまる措置を受けたことについて「歩く形の甘さを露呈してしまった。まだまだ改善点がある。形を一から作り直す気持ちでやっていきたい」と課題を口にしました。
丸尾選手「想定外に対応できず」
男子50キロ競歩で4位となった丸尾知司選手は「25キロ付近で突然腕がつり、後半は全身がつってしまい、想定外のことに対応できなかった。自分の準備不足を感じたが、応援のおかげでなんとかゴールできてよかった。この経験をむだにせず、東京オリンピックまでに問題を見直して東京で最高のパフォーマンスを発揮できるようにしたい」と涙ぐみながら話していました。