スピード加藤「状態確認したい」
けがから復調、W杯へ出発
2017/1/21 17:471/21 17:48updated
スピードスケートのW杯が開催されるドイツへ出発する加藤条治=21日、羽田空港
スピードスケート男子500メートルの日本記録保持者、加藤条治(日本電産サンキョー)が21日、一昨年以来の国際大会となるワールドカップ(W杯)第5戦(27〜29日・ベルリン)に向け羽田空港から出発した。「今季はまだ1回も世界で滑っていないので、今の状態を確認したい」と狙いを語った。
膝の状態が悪く前半戦のW杯代表には入れなかったが、国内で調整を重ねて徐々に復調。昨年末の全日本スプリント選手権で上々の滑りを見せ、W杯と平昌冬季五輪のテスト大会を兼ねる2月の世界距離別選手権の出場にこぎつけた。「何とか復帰できた」と安堵の表情を浮かべる。
[匿名さん]
スケート加藤がサンキョー退社へ 平昌へ「新しい気持ちで」
03/23 18:16
加藤条治
日本電産サンキョーは23日、スピードスケートで2010年バンクーバー冬季五輪男子500メートル銅メダリストの加藤条治(32)が25日付で退社すると発表した、今後は独自に来年の平昌五輪出場を目指すという。
加藤は昨夏から日本電産サンキョーの監督を兼任していた。同社によると今年2月ごろから、五輪へ競技に専念できるように監督の任を解く提案をするなど話し合ったが、「新しい気持ちで自らの道を進みたい」と退社の意志は固かったという。加藤は同社を通じ「在職中は応援していただき、心から感謝している。今後も、自分らしいやり方で取り組んでいきたい」との談話を出した。
[匿名さん]