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中日は19日、過去にオンラインカジノで賭博をしたとして、小山伸一郎2軍投手統括コーチ（46）を当面の間、謹慎を伝えたと発表した。

朝田憲祐球団本部長がナゴヤ球場に隣接する中日屋内練習場で「指導する立場でありながら、違法であるオンラインカジノを利用してしまったということは誠に遺憾。本人も猛省しておりますが、球団としても非常に反省をしております」と話した。謹慎期間は未定だという。

オンラインカジノを巡ってはプロ野球で開幕までに8球団で計16人の利用が判明し、所属球団から制裁金が科された。NPBは最初に発覚したオリックス選手以外、球団名および利用者名を公表していなかったが、今回発表した同コーチは16人には含まれていない。

同コーチは2月にNPBが実施した自主申告の呼びかけに申告せず、約1週間前の愛知県警からの通告で発覚したことで、氏名の公表に踏み切った。同コーチはこの日、同県警の任意聴取を受けたという。

同コーチは1997年に三重・明野高からドラフト1位で中日に入団。2005年に楽天に移籍後はセットアッパーや抑えなどで活躍し、15年まで通算481試合で28勝36敗36セーブ、防御率3.87の成績を残していた。引退後は16年から昨年まで楽天でコーチを務め、今年から中日に復帰していた。