堀江貴文氏が創業したベンチャー起業インターステラテクノロジズ社は6日、単独開発を進めてきた宇宙観測用の小型ロケットを今月29日、北海道の大樹町で打ち上げると発表した。
民間の単独開発としては国内初のプロジェクトとして、注目が寄せられている。
インターステラテクノロジズ社は、エンジニアやジャーナリストなど全国の宇宙好きが集まって、民間による低価格の超小型ロケットの開発を目指して設立されたベンチャー企業だ。
1997年の創業当初は、満足な設備もないなか、自宅アパートの風呂場でロケットエンジンの燃焼実験を行なっていたが、それから20年経った現在は、十勝の大樹町を拠点に、高度100キロ以上を目指す観測用ロケット技術の開発を続けている。
初の打ち上げ実験を行うのは、全長9.9メートル、総重量約1.1トンの観測用ロケット「MOMO(モモ)」。
高度100キロの大気圏で約4分間滞在して、地球に落下する「弾道飛行」を行う。
東京都内で6日に開かれた記者会見では、打ち上げのようすが見学できるカウントダウン・イベントを行うと発表があった。
打ち上げは、7月29日午前10時20分以降を予定していて、当日の気象条件によっては、翌日に延期される可能性もある。
見学希望者は、事前申し込みのうえ、当日は打ち上げ協力金として大人4800円、小学生以下2400円の参加料を支払う必要があるという。
どこの町工場にもある設備を使った世界一低価格なロケット、モモ。
民間による単独開発としては国内初のチャレンジをぜひ応援しよう!
【日時】2017年07月07日(金) 15:10
【提供】ハザードラボ