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鹿児島県三島村竹島の簡易郵便局で勤務していた非正規の男性嘱託職員が、10月27日に「実家に帰ります」として数日間の休暇を取った後失踪。

男性は薄給の中深夜までワンオペで勤務し、精神的に不安定だった模様。

竹島は人口約80人、コンビニもATMも無い島で唯一の金融機関「ゆうちょ銀行」から、たった1人しかいない郵便局員がいなくなったため、三島村は郵便局を11月6日から10日まで休業。

代わりの嘱託職員を村内の黒島から派遣し、13日から12月中旬までは月、火曜日だけの営業として、新しい嘱託職員の募集を始めた。

島民のブログには「生活態度を見るに信頼出来ないから変えてくれ」と突き上げていた事が発覚し話題になっていたが、村の担当者は一部報道を否定。

ブログ主は「誤解を招く書き方をしてしまい申し訳ありませんでした。本来わたしが伝えたかったのは、こうなることがわかってて対応していない運営体制に問題があるという点です」と謝罪している。

お金が預けられない、引き出せない！！ 離島の事件簿。

一部報道では、男性が一人で全ての業務を行っていたことや、複数の島民から「職員を別の人に変えて欲しい」と要請があったこと、長時間労働の可能性などが報じられていたが、総務課長は「仕事に少し時間がかかるようだとは聞いたことがあったが、変えて欲しいといったことは、文書でも直接でも聞いていない。仕事に関しては初めてということもあり、業務に慣れれば改善されると思っていた。」とコメント。

失踪を受け、鹿児島のハローワークには問題の簡易郵便局の求人募集が掲載されるも環境は変わらず、月給は19万300円、手取りは12万円程度。

年中1人、月給19万円程度で島民80人の郵便物と預貯金の出し入れ、その上生活態度まで口出しされる・・堪えられなくて飛ぶのは必然か。

村社会のよそ者いじめは深刻なようだ。