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歌手、俳優として活躍する寺西優真さんのインタビューが実現。
４月２１日に全国公開する主演映画「占いゲーム」や、デビュー５周年への思いを語った。

「占いゲーム」ってどんな映画？
優真：始めに寺西監督からタイトルを聞いた時、純粋に「面白そう！」と感じました。
そして、脚本を読み進めて行くうちに、主人公の父を自殺に追い込んだ結婚詐欺師たちに復讐するために「占いゲーム」を仕掛けていく物語だと理解したんです。新しい視点の作品だと思いました。

僕が演じる早乙女アキラは、父の仇を討つため「この館の悪霊を退治したら１億円の賞金を与える」
という広告を大々的に出して結婚詐欺師たちをおびき寄せ、「リベンジチーム」を結成します。

「悪霊退治」しないと「１億円」がもらえないから、詐欺師たちは「占い師」を演じて来るわけです(笑)
「復讐」にもいろいろな種類がありますが、この物語では、アキラは自称占い師である結婚詐欺師たちに対して、「仕返しの復讐」ではなく、反省を促す「お仕置きの復讐」に挑んでいます。
その視点が新鮮かつ斬新で、愛情を感じる。演じていても勉強になるし楽しかったです。



撮影での思い出やエピソードは？
優真：この「占いゲーム」を撮影した時は、コロナ禍で東京の感染者がピークに達していた時でしたので、真剣に演じることはもちろんですが、感染対策をしながら、いかに効率よく撮影が進められるか、感染しないか！ そこにも注意しながら取り組んでました。

そして、占い師役の方々がすべて芝居をこれまで経験したことがない方々であると聞き、最初は驚きました。撮影もたった３日間、しかも演技を経験したことのない皆さんと、どうやって作品作りをしていこうかと。

でも、僕の心配は撮影を進めて行くうちに消えていきました。皆さん、個性豊かで、自信もって演じていて、さすが社会で活躍している方々で自分の世界観を作り上げていました。職業を聞くと、ある人は海外にたくさんの不動産を持つ不動産王、そして、フランスにお城を貸している実業家さん、国際弁護士の先生、美容家さん、現役の教師、料理研究家さん、心理学の先生などなど、それぞれの分野で活躍している方々でした。アキラに対抗する占い師を熱心に演じていました。

その姿がとても刺激になりました。こんな偉い人たちに、お仕置きのゴムパッチンしても大丈夫かな？と思いながら、モニターでお仕置きの「占いゲーム」を楽しんでみていました(笑)



映画の見どころは？
優真：芸能界だけでなく色々な世界で活躍する皆さんと一緒に作品を作れたことで、良い化学反応が起きて面白い映画になっていると思います。僕にとっては「初体験」でした。試写を見て思わず吹き出して笑ってしまいました。

そして、たくさん「四字熟語」が出てきますので勉強になりました。寺西監督の頭の中は、いったいどうなっているのかな？と思って感心しました。コロナ禍で制約がある中での超高速撮影、３日間で撮れるのは他では例がないと思います。

閉塞感漂う今の世の中だからこそ「復讐」の中にも「笑い」がある方がスカッとした気持ちで見れますよ！
ある意味「前代未聞」の復讐ゲームが幕を開けますね(笑)



今後の抱負は？
優真：ありがたいことに今年デビュー５年目をスタートさせます。「ムスカリ」で歌手デビューして早や４年が経ちました。
まだ４年しか経っていないのか、とビックリしますが、今年初めての映画公開で、また、こうして映画館でみなさんとお会いできて嬉しいです。「嘘と地図」という主題歌も担当させて頂きます。

しかも、今回は、４月２２日にMOVIX堺、４月２３日にはMOVIX三好、４月２５日にはMOVIX亀有と３か所で舞台挨拶が開催され、全国の皆さんに劇場でお会いできる機会があり、今からとても楽しみです。
公開は４月２１日ですが、熊本ピカデリーでも公開されるなど、九州のみなさんにも見てもらえて嬉しいです。
実は公開１日前まで、７月に放送スタートの連ドラ「アイドルだった俺が、配達員になった。」の撮影をしていますので、撮影明けに面白い「占いゲーム」を見て、僕自身も気分転換したいと思ってます。劇場でお会いしましょう！


寺西優真 Profile


２０１８年、「ムスカリ」で日本武道館でアーティストデビュー。映画「１７歳のシンデレラ」で主演。映画「TOKYO24」では、難解なAI刑事を演じ、第16回モナコ国際映画祭で最優秀主演男優賞を受賞。

連続テレビドラマ「彼が僕に恋した理由」で主演・氷川徹役で連ドラ初主演。
主題歌「REASON」をリリースし、日本コロムビアからメジャーデビュー。翌年、「寺西一浩ドラマ～人生いろいろ～」で主演し、その劇場版では、北山たけしがフィーチャリングした「月曜日、けやきの下で」をリリースし、ミュージックビデオ再生回数が１１３万回を超えるヒットとなった。

２０２３年、デビュー５周年を迎え３月３０日にコットンクラブで記念ライブを開催した。
７月放送のBSフジ連続テレビドラマ「アイドルだった俺が、配達員になった。」で主演・神田涼を演じる。
今年公開の映画「SPELL～呪われたら、終わり～」では大村崑とW主演し、霊能者・馬飼野俊平を演じる。

映画「占いゲーム」は、４月２１日MOVIX亀有他、全国松竹系で公開。




舞台挨拶情報
４月２２日㈯　MOVIX堺　１３：１０の回(登壇：寺西優真、八木優希、久田莉子、地山真生、濱口茂樹　他)
４月２３日㈰　MOVIX三好　１２：００の回(登壇：寺西優真、八木優希、久田莉子、地山真生、濱口茂樹　他)
４月２５日㈫　MOVIX亀有　１２：１０の回(登壇：寺西優真、太田奈緒、久田莉子／寺西一浩監督　他)
チケットは、劇場システムにて販売：４月１３日２４：００～(MOVIX三好は４月１７日２４：００～)
１，９００円均一

公式サイト