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　元日にKAT-TUNの亀梨和也との熱愛を報じられた田中みな実が、亀梨と共演する4月期のテレビ朝日系ドラマ『Destiny』で「番宣から外された」と報じられた。一部では「熱愛はドラマの話題作りでは」との説もあったが、田中が「番宣NG」になったとすればガチ交際の可能性が濃厚で、視聴者から「どんな気持ちでドラマ見ればいいの」などと困惑の声が上がっている。

　田中と亀梨は双方の事務所が熱愛報道を否定しておらず、事実上のオープン交際状態となっている。そんな2人が急接近したのが、昨夏に行なわれた『Destiny』の撮影だった。

　石原さとみが主演を務める同ドラマは、検事の西村奏（石原）が大学時代の恋人・真樹（亀梨）と12年ぶりに再会したことを機に、封印していた学生時代の仲間たちをめぐる「事件」が蘇り、運命の波に翻弄されていくサスペンス・ラブストーリー。田中は主人公たちと青春を共に過ごした大学の同級生のひとりを演じる。

　熱愛報道が出てからドラマ情報が解禁されるまでの流れが速かったため、一部では「ドラマの話題作りでは」「石原さとみが既婚者だから亀梨と田中みな実で偽の熱愛情報を流したのでは」といった憶測も飛び交った。しかし、どうやら番組宣伝の観点からいうと、2人の熱愛はあまり歓迎できるものではないようだ。

　30日付の「女性自身」（光文社）WEB版が「田中みな実　石原さとみ主演ドラマの“番宣出演NG”に…亀梨和也と熱愛発覚でテレ朝が要請」と題し、局側が田中サイドに「番宣のためのテレビ番組への出演を控えてほしい」と要請していると伝えたのだ。テレビ出演だけでなく、制作側はメインキャストが勢ぞろいするドラマの制作発表会見への田中の出席にも難色を示しているという。

　「番宣NG」の理由は、ドラマそっちのけで田中と亀梨に注目が集まってしまうからだ。主演と相手役の交際報道なら作品を盛り上げる要素になることがあるが、今回は主演の石原を差し置いて、ヒロインの相手役を務める亀梨と3番手以降の脇役である田中の熱愛だ。田中が表に出すぎれば、石原がかすんでしまう可能性がある。

　また、視聴者にすれば劇中で石原と亀梨のラブストーリーが描かれたとしても、田中の存在が頭をよぎってシラケてしまう恐れがある。ドラマ内では亀梨と田中の絡みもあるだろうが、視聴者からは「2人の表情や目線が気になって物語に集中できなさそう」という声が早くも上がっているようだ。

　今作は、出産を経た石原の3年ぶりとなる連ドラ復帰作。彼女にとって大きな意味を持つ作品となるはずだったが、話題の主役は完全に田中と亀梨になっており、ネット上では「石原さとみが気の毒」といった意見も散見される。

　田中が報道どおりにほとんど番宣で稼働しなかった場合、亀梨との熱愛報道は「ガチ」という可能性が極めて高くなる。その結果、作品の話題性が高まって視聴率や見逃し配信の再生数に好影響を及ぼすのか、それとも困惑した視聴者から敬遠されてしまうのか。いずれにしても、春ドラマで屈指の注目作となることは間違いないだろう。