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　韓国の尹政権に入るかもしれない政治家が、韓国人にしてはあるまじき言葉を発してしまった。

　「1965年、請求権資金(慰謝料に相当する)を日本からもらったことで、一つの製鉄会社が作られ、多くの繁栄をなし、現在に至っている。徴用工や強制労働をいつも問題にしているが、日本資金で成り立っている韓国企業が優先的に支払えばいいだけのことだ」。

　この政治家は、あくまでも謝罪は必要とした。しかし、金銭的要求はもう終わっているという判断を持っている稀有な韓国人だ。

　徴用工だけではなく、これは慰安婦問題にも適応できる言葉だろう。被害者本人たちは、いまだに誰かの庇護のもとにいて老齢の時を過ごしている。本人は1ウォンすらもらっていないかもしれない。でも支援団体が、豪邸や土地を買い、役員たちが贅沢の限りを尽くしている現状は事実だ。国会議員に上り詰めた支援団体代表もいる。その選挙資金はどこから出ているのか。発覚したから返金しましたでは、道理が通らない。

　だけど、このような発言をしてしまって、尹政権に入れるのだろうか。私服を肥やしたい。サイドからは煙たがられること間違いはない。

　新しい大統領は、新しい韓国を作ってくれるだろうか。日本に「もういいです」を言ってくれるか。その手腕に期待したい。少なくとも、現実を把握している人物を政権に入れる候補にしているからには。【編集：fa】