米国では、2030年代に人類を火星に送り込むという目標を掲げて、現在、そのためのさまざまな実験や技術の開発を進めているが、それより一足先に火星に行く方法があるのをご存知だろうか?米航空宇宙局(NASA)は2018年5月、火星探査丘インサイト」を打ち上げる予定だが、この探査機に、一般から募集した「名前」を記したシリコン製のマイクロチップを搭載するというものだ。
「火星行きの搭乗券」と名付けたこの計画、すでに2015年にも第1回目の応募を行い、約82万7000人の名前がマイクロチップに記録された。
2回目の今回は、新たに追加されたチップに記載されるラストチャンスだ。
探査機インサイトは、カリフォルニア州のヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げられたあと、半年間の旅を続け、来年11に到着する予定だ。
火星には地震計を設置し、地下深くの岩石構造を調べ、太陽系の進化の歴史に迫るミッションが課されている。
探査機への“搭乗”希望者は、NASAの専用サイトに名前やメールアドレスを登録すると、到着地火星の「エリシウム平原」行きの搭乗券がダウンロードできる。
実際の打ち上げには、名前が刻まれた爪先ほどの小さなマイクロチップが、あなたの代わりにインサイトに乗って、火星を目指すというわけ。
最終〆切は来月1日午後11時59分。
16日現在で、すでに166万人以上が登録している。
ちなみにハザードラボではすでに登録済みだ(↓)。
日本は時差の関係もあるので、今すぐ応募しよう!
【日時】2017年10月16日(月) 17:14
【提供】ハザードラボ