👾 パチンコ総合

　ｽｰﾊﾟｰ海物語Ｍ55Ｗ(大当り確率369.5分の１)を例に､確率の収束について説明します。確変をどれだけ引けるかは置いておいて､今回はあくまでも｢初当り｣のみに着目しましょう。
　まず､ほぼ丸1日(通常時2500回転)回したときの初当り回数は以下のようになります。

０回　0.11％
１回　0.77％
２回　2.63％
３回　5.94％
４回　10.05％
５回　13.62％
６回　15.37％
７回　14.86％
８回　12.57％
９回　9.44％
10回　6.38％
11回　3.92％
12回　2.21％
13回　1.15％
14回　0.55％
15回以上　0.42％

　初当り回数6〜7回がもっとも多く､そこから離れるほど割合が少なくなっています。確かに確率ﾗｲﾝ付近に集中している感じはありますが､まだまだ｢収束｣と呼ぶにはほど遠いですね。
　では次に､確率分母の100倍(36950回転)回したときの初当り出現状況を見てみましょう。

69回未満　0.03％
70〜79回　1.40％
80〜89回　13.67％
90〜99回　32.90％
100〜109回　35.10％
110〜119回　14.17％
120〜129回　2.47％
130回以上　0.27％

　だいぶ｢収束｣してきましたね。初当り回数が100回ならばちょうど確率通りに当たったというわけですが､その±1割以内に全体の7割近くが集中しています。たまに±2割程度のﾊﾞﾗﾂｷは出ますが､±3割以上は滅多にありません。
　つまり､確率分母の100倍回せば､普通は±1割以内､ほとんどが±3割以内に収まると思っておけば良いでしょう。
　しかし､100倍ではまだちょっと不安です。次は確率分母の300倍(11万850回転)回したときの初当り状況を見てみましょう。

254回未満　0.63％
255〜269回　3.20％
270〜284回　15.23％
285〜299回　28.43％
300〜314回　32.13％
315〜329回　16.83％
330〜344回　3.20％
345回以上　0.33％

　確率通りならば300回当たるはずですから､30回ｽﾞﾚれば誤差1割ということです。
　その±1割に全体の9割以上が集中していますね。そして､約6割が±5％以内に収まっています。2割以上の誤差が出ることは滅多にありません。
　つまり､確率の300倍回せば､普通は±5％以内､ほとんどが±1割以内に収まると思っておきましょう。一応､±2割までは現実的にあり得る範囲です。
　実戦では､長期にわたってﾋｷが弱い状態が続くことがありますが､そんな不ﾂﾞｷに備えて､2割程度ﾋｷ損ねても何とか負けないぐらいの台を打ちたいものです。