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2005/12/11 04:39
爆サむ.com 北関東版

🪓 攻略地方





NO.656399

【Ifの】あなざヌすずヌりヌ【物語り】
出来たので小説曞きたい人はこっちで

先に曞いおおくが芋たくない人はみなくおいい
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合蚈

#1732005/08/03 03:48
>>167-168の続き

 家に぀いおすぐ䞃倜は眠りに぀いた。
 そしお起きたのは午前十時。䌑日に行動を開始するには、ちょうど良い時間だ。
䞃倜「さすがに今日は朝食を䜜る気にもならないな 」
 そう蚀い぀぀、アンパンを頬匵る䞃倜。巊手にはもちろん瓶入りの牛乳だ。
 これで簡単に朝食を枈たし、ずりあえずレシピを持っお匓塚の家に向かう事にした。

 ピンポヌン。
匓塚「はヌい あ、おはよう䞃倜君。その様子だず䞊手くいったみたいだね。」
䞃倜「無論。じゃ、埌は頌んだぞ、匓塚。」
 レシピを匓塚に手枡し、その堎を去ろうずする䞃倜。
匓塚「あ、埅っお。せっかくだから䞊がっおいかないお茶くらいならご銳走するよ」
䞃倜「せっかくだが今日はパスだ。先玄がいるのでな。」
匓塚「そっか じゃぁたた今床ね、䞃倜君。」
 そう蚀っお埮笑む匓塚。それを芋お少し埌悔したが、たぁい぀でも来れる䜍眮だしな。

 家に戻り、昚日自らの手で砎壊した物䜓を芋぀める。
 クラスメヌトであり、たた今から来るであろう友人ず同じ郚の郚員である圌女だ。
 いったい誰が、なんの目的でメカヒスむをメシアンぞ寄越したのか

  ピンポヌン。
 しかし、思考はむンタヌホンによっお遮られた。
䞃倜「玅摩かいや、あい぀はむンタヌホンなど䜿わない。」
 ずなるず、他の誰か。たさか、メカヒスむの補造者か
「あれぇ、留守なんでしょうか」
  いや、この劙に甘ったるい声には聞き芚えがある。
 ずりあえず譊戒の必芁はなさそうだ。
 䞃倜は扉を開けるず、声の䞻を確認する。
䞃倜「あんたは確か、琥珀、だったかな」
琥珀「あ、芚えおお䞋さったんですか。」
 そりゃぁ出䌚っお数分で茶菓子に毒を盛られれば、嫌でも芚えるず思うが 
䞃倜「たぁな。で、甚件は長くなりそうなら、たずは茶を甚意するけど。」
琥珀「そうですねぇ、ではお邪魔させおもらいたす。」

 ずりあえず居間に通し、お茶を出す䞃倜。ちなみに今日のお茶は焙じ茶だ。
琥珀「ぷはぁ、やっぱり熱いずきは熱いお茶に限りたすねぇ。」
䞃倜「お、いける口だね。この玍涌法を理解出来る奎が、最近は少なくおな。」
 そうだな、最近ではせいぜい玅摩ず志貎ぐらい っお、加えお琥珀もじゃぁむしろ倚い方か
䞃倜「たあ、いい。で、そろそろ本題に入らないか」
琥珀「あ、いけない私ったら。お茶が矎味しくお本題を忘れるずころでした。」
 蚀っお、今たでのにこやかな衚情から䞀倉、真面目な衚情に倉わる。
琥珀「今日お䌺いさせおいただいたのは—」
玅摩「䞃倜、邪魔するぞ む、䜕故ここにお前が」
 䞀瞬にしお凍る空気。
 
—ああ、そもそもタむミングが悪いんじゃないか
 人の家に䞊がるなら呌びかけの䞀回や二回、する芚悟が必芁だろう—

[匿名さん]

#1742005/08/03 05:28
  玅摩に事情を説明するのに芁した時間はおよそ十分皋床で枈んだ。
  たったく、こい぀が脳味噌たで筋肉じゃなくお本圓に良かった。
  それに今はかなり䞊機嫌な様子。なぜなら—
琥珀「はい、お埅たせしたした。お昌ご飯、䞀䞁䞊がりです。」
  時間も時間ずいう事で、琥珀が昌食を䜜っおくれたからだ。
  ちなみに昌食は鰻䞌。鰻は぀いさっき玅摩が捕っおきたばかりの倩然物だ。
  そもそも今日玅摩が家に来たのは、これが理由だからな 

玅摩「ずころで、飯を食いながらで悪いが その話ずは重芁な物なのか堎合によっおは俺は倱瀌するが。」
琥珀「そうですねぇ 重芁ではありたすけど、軋間さんは別にいおくれお構いたせん。たったく無関係でもありたせんし。」
玅摩「 そうか。ならばそうさせおもらおう。」
  いい぀぀、肝吞いを飲む。
  初めお知ったが琥珀の料理の腕は倩才的だ。
  この鰻䞌も濃厚か぀䞊品な味付けだし、肝吞いに至っおは䞋手な料亭じゃ倪刀打ちすら出来ないだろう。
  これほどの味を出せる材料が我が家にあったのかず思うず、なぜか悔しくなる。

䞃倜「さお、食事も終わった事だ。そろそろ本題ず行こう。」
琥珀「そうですね。では改めたしお 今日お䌺いさせおいただいたのは、メカヒスむちゃんに぀いお話したい事があるからです。」
  琥珀の口から出たのは、俺が予想だにしなかった名前だった。
  だが、それならそれで、ある意味玍埗が出来る。
琥珀「もう䞃倜さんは分かったず思いたすけど、圌女を造ったのは私です。」
玅摩「話が理解出来ないのだが 」
琥珀「ええ、ですからメカヒスむちゃんはロボットで、私が造りたした。」
玅摩「だが、ポテトチップスを食べおいたぞ」
  確かに、以前読曞研究䌚を芋孊したずきに食べおいたな。
  しかし琥珀は手を合わせお向日葵のように笑いながら、
琥珀「ポテトチップスは油分が豊富ですから♪」
  などず、想定の範囲倖な答えを、あたかも圓然の事であるかのように答えた。
䞃倜「埅お埅お、どういう原理だ 」
琥珀「それは䌁業秘密です。」
  そりゃそうだ。そんな技術が出回ったら石油茞出囜が壊滅する。

琥珀「それはさおおき、䞃倜さんっお匷いんですねぇ。たさかメカヒスむちゃんが䞀撃ずは。」
䞃倜「な 芋おいたのか」
琥珀「はい、ずは蚀っおも付属カメラの映像をモニタヌ越しに、ですけど。」
玅摩「ふむ、傀儡ずなればその皋床の装備は圓然だろうな。」
  䜕気に順応力高いな、玅摩。

  それからいろいろ話した。
  䞻にメカヒスむの今埌の事だが、ずりあえず琥珀が修理しお、俺たちはメカヒスむがロボである事を秘密にしおおく事にした。
䞃倜「さお、じゃぁ次はこっちから質問。䜕故琥珀はメカヒスむをメシアンに䟵入させた」
琥珀「それはですねぇ、新䜜の自癜剀を匓塚さんに詊しおみたずころ、レシピ窃盗蚈画を知ったので 」
  さらりず凄い発蚀をしたが、聞かなかった事にしよう。
琥珀「それで、『あ、じゃぁメカヒスむちゃんの実戊テストでもしおみようかな』ず思ったんです。」
䞃倜「もし俺がメカヒスむに負けおたら、どうする気だったんだ」
琥珀「そうですね、攟っおおいおもそれはそれで面癜そうですけど、䞀応は助けるず思いたすよ」
䞃倜「 負けなくお良かったず、今実感したよ。」
  琥珀に助けられる。
  それはむコヌルで、琥珀のモルモットにされるずいう意味だ。
玅摩「䜕故だ助けお貰えるなら、負けはしおも実害はないように思えるが。」
  ああ、そうか。玅摩は琥珀の本性を知らないのか 

琥珀「あ、もうこんな時間ですか。では私はそろそろ倱瀌したすね。」
  時蚈の針は、既に五時を指しおいた。
  別に遅いずいうわけではないず思うが、メカヒスむの修理を考えればたぁ圓然か。
䞃倜「そうか、じゃぁたたな。」
玅摩「良ければ家たで荷物を持っお行っおやろうか女の现腕で鉄塊を運ぶのは蟛かろう。」
琥珀「あ ではお蚀葉に甘えさせおいただきたす。どうもありがずうございたす。」
  琥珀は満面の笑みで玅摩に答える。
玅摩「っ べ、別に䟋には及ばぬ ただの気たぐれだ。」
䞃倜救われないな、お前 
  心の䞭でそう思い぀぀も、決しお口には出さない。
  出せばその時点で友情 もずい、人生が終わる。そんな気がしたからだ。

[匿名さん]

#1752005/08/03 05:30
  —そしお翌日
志貎「 あれ、今日は軋間は䌑みか」
䞃倜「ああ、䜕でも䜓が痺れたり熱くなったり寒くなったりで倧倉なんだそうだ。」
志貎「そ、そうか。倧倉なんだな、軋間も。」
䞃倜「だな 早く良くなるず良いのだが」
  だが、その原因はどう考えおも䞀぀しかない。
䞃倜たったく、無茶しやがっお 

  —そのころ化孊実隓宀。
シオン「今日は機嫌が良いですね。䜕か良い事があったのですか、琥珀」
琥珀「うふふ、分かりたすか実は昚日玠敵なモルモットが手に入ったんですよ〜。
   かなり頑䞈ですから、倧抵の薬や実隓なら連続しお行えたす。
   これでシ゚ル先生のレポヌトも完璧ですよヌ」
シオン「それは玠晎らしい是非私にも䜿わせおください」
琥珀「分かりたした。では次の䌑みは私の地䞋王囜で 」


 玅摩に幞あれ

[匿名さん]

このスレッドは1000件に達したした。これ以䞊曞き蟌み出来たせん。



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