🪓 ﾒﾙﾃｨﾌﾞﾗｯﾄﾞ攻略･地方

遅くなってすいません

　体育祭の続編です
〜水球（軋間大活躍）
　場所はプールに移る
琥珀「続いて、第三種目は水球です」
翡翠「ルール説明です」
琥珀「は〜い。本来は、かなりややこしいルールなのですが、時間の関係と
　　　体育祭であるということを考慮して、以下の５つとさせていただきます。
　　　１．球をを水の中に入れてはいけない。
　　　２．相手の下に潜ってはいけない。
　　　３キーパー以外はプールの底に足を着いてはいけない。
　　　４．シュート体勢に入った人には何もしてはいけない。
　　　５．ボールを持ったら、３５秒以内にシュートしなくてはならない。
　　　です。そして、当然ながらメカヒスイちゃんの電撃、ミサイル、シオンさん
　　　の銃は使用禁止です。以上のどれかを破った場合には、ゴール前からのフリ
　　　ーシュートができます。
また、この試合は４点先制とします。
　　　それでは、両チーム選手の入場です。
　　　白組　遠野、都子、秋葉、レン、弓塚
　　　赤組　軋間、猫アルク、シオン、メカヒスイ、ワルク」
翡翠「選手は位置を付いて下さい」

　白組　＿＿＿＿＿＿＿　　　赤組　＿＿＿＿＿＿＿
　　　｜　　　　　　　｜　　　　｜　　　軋　　　｜
　　　｜　さ　　　遠　｜　　　　｜　　　猫　ワ　｜
　　　｜　　　レ　　　｜　　　　｜　　　　　　　｜
　　　｜　　　　　　　｜　　　　｜メ　　　　　　｜
　　　｜　　　秋　　　｜　　　　｜　　　　　　　｜
　　　｜　　　　　　　｜　　　　｜　　　　　　　｜
　　　｜　　　都　　　｜　　　　｜　　　シ　　　｜
　　　　‾‾‾‾‾‾‾　　　　　　‾‾‾‾‾‾‾
　　　　　（ゴール）　　　　　　　　（ゴール）

琥珀「では、ゲームスタートです」



　コート中央に遠野と軋間が対峙する。
　　ピィィィィィィ！！
　開始の笛とともに、ボールが上に揚がる。
　「っ！！」
　遠野は笛と同時に、水面から上に跳んだ。ちらりと軋間を見るが、動く気配が無い。
　「？（あいつ空中戦だからって諦めたのか？）」
　遠野が思ったその時、軋間から炎が舞い上がった。
　「っっっ！しまった！」
　急いでシールドを張るが、時既に遅し。遠野は見事に軋間の兜神をくらった。
　「うわっ」
　見事に兜神をくらう遠野。
　「遠野君」
　「兄さん」
　「お兄ちゃん」
　「・・・・っ！」
　白組のメンバーが、遠野に気を取られている間にも、ボールは軋間の前に落ちてきた。
　「・・・行くぞ！」
　軋間は圧壊でボールをに掴むと後ろにいる猫アルクにバックパスをした。
　「ニャニャ」
　猫アルクへパスをすると、すぐさま軋間は前方に三定慧で突き進んで行く。
　軋間の行動に気づいたレンが、とっさに氷を形成して行く手を阻もうとするが、軋間の
三定慧が繰り出す水圧により氷は押し戻される。
　「無駄だ」
　軋間は三定慧の追加（蹴り）で氷を粉砕した。
　「きゃ」
　粉砕された氷にレンは一瞬目を閉じた。が、これによりレンは軋間の後ろにぴったりと
「ワニ園に行きたいワタシ」で付いてきた猫アルクを見落としてしまった。
　「ニャニャ〜」
　猫アルクは丁度、軋間の着地位置を通り越して、レンの真ん前まで来た。
　「後は任せたニャ」
　そう言って猫アルクは軋間にパスをした。
　「承知！独角・・・無間に落ちろー！！」
　軋間はボールを掴むと水上へ跳躍し、あらん限りの力でゴールにボールを叩きつけた。
　「ゴ〜〜〜〜ル！！！」
　ピピーーと笛が鳴る。
　「先制点は赤組です。軋間さんと猫アルクさんの見事なコンビネーションでした」

開始の合図とともに、白組ボールで始まる。
　「お兄ちゃん」
　ボールが都子から遠野に渡る。
　「さっきは油断した。これからだ。・・・弓塚さん！」
　遠野が、弓塚にパスをするのとほぼ同時に、秋葉が設置「獣を焦がす」で水を蒸発させて、
白組の前に霧を作り出した。
　「ぬ」
　軋間は三定慧で、相手の動きを封じようとしたが、突如現れた霧に包まれてしまった。
　「これは・・・遠野秋葉か」
　軋間が霧に包まれている間、白組サイドではレンが霧をフルール・フリーズで氷にしていた。
　「弓塚さん」
　遠野は弓塚からボールを受け取ると、氷を足場にして大きく跳躍した。
　「!！四貴」
　霧の中から現れた遠野に対し、赤組の反応は少しばかり遅れた。
　「野球で鍛えた肩を見せてやる！」
　遠野は、二段ジャンプでフェイントを混ぜつつシュートした。ゴールまでの距離は約２メー
　トル。入ったと思った。がシオンに簡単に止められてしまった。
　「あなたの、その体勢から打てるシュートなんて予測済みです。」
　シオンはニヤリと笑うと、猫アルクにパスをする。
　「ニャ、ワルク作戦通りに行くニャ」
　「任せなさい」
　既に、プール中央に移動していたワルクはイカリングで道を作った。
　「きゃあ」
　「くっ」
　両サイドに移動していた。弓塚と秋葉はイカリングの作り出す水圧により、壁際まで追いや
　られた。
　「では行くとするかニャ」
　猫アルクは先ほどと同様に、「ワニ園」でイカリングの中を悠然と進んでいった。
　「ニャンニャニャンニャニャ〜ン」
　イカリングの切れるレンの前まで移動すると。
　「止められるかニャ？」
　と不敵にに笑い、EX「ワニ園」で分身してレンを抜くと。そのままキーパーの都子まで突き
　進んで行った。
　「今度は止めるんだから！」
　都子は意気込んでいた。さっきは得点を入れられたが、今度こそ止めて四貴にいい所を見せ
　るのだと。だが、張り切りすぎると普段は見えるものも見えなくなってしまう。
　「ソコデス」
　今まで、何のアクションもしなかったメカヒスイがワイヤーで猫アルクのボールを上空に上
　げた。だが、分身を見ている。都子は気づいていない。
　「都子ちゃん！」
　遠野の声に反応して事態に気づくが、既に空中では、ワルクがダンクの体勢に入っていた。
　「あははははは！」

　「ゴール！！！」
　　　現在赤対色・・・２−０


とりあえず、書いたところまで。