🪓 ﾒﾙﾃｨﾌﾞﾗｯﾄﾞ攻略･地方

>>378
確かに言ってましたねｗｗｗでも意識したわけじゃ無いッス・・
あの本好きだから影響されちゃったのかもｗｗでも普通言わない？言わないか・・
駄文投下↓

戦闘開始から8分経過、再起不能者は七夜のみ。
ネロ組
「ごーごー!!いけいけメカヒッスイー!!」
都古が叫ぶ、メカヒスイは空中で青子組、ワラキア組両方へ向けて雪球を放っていた。
「ねぇレン・・・これって私達は必要なのかしら？」
「・・・・・・・・(こくり)」
「当たり前にゃ!あちし達がいなければ誰が雪球を作るのにゃ!!」
レン、白レン、猫アルク、都古たちは防壁に隠れてずっと雪球を作っていた。
「そうだけど・・・ずっと同じ作業じゃ飽きてきちゃうわよ・・・」
「口より手を動かすにゃ〜攻撃はメカヒスイがしてくれているんだから、雑用はあちし達の仕事にゃー」
にぎにぎ、みんなで雪球を作る。作った雪球はネロ先生がカラスを使ってメカヒスイへ届ける。
「・・・あの、さ・・ちょっと気付いたんだけど・・」
「む？にゃんなのだ？」
レンがメカヒスイを見上げて言う
「メカヒスイなら・・・雪球よりキングフィッシャー使えばいいんじゃないかしら？」
瞬間、みんなの雪球を作る手が止まった。
一瞬の静寂・・・
「そ、そうにゃ!!その手があったにゃ!!」
「あったまいいね!!白レンちゃん!!メカヒスイー!!降りてきてー!」
都古がそう言うとメカヒスイは攻撃をやめて降りてきた。
「何デショウカ、作戦ノ変更デスカ？」
「まぁそんなとこね。」
「命ヲ大事ニ？ソレトモ・・ガンガンイコウゼ、デショウカ？」
「・・・使用武装の指定だ、今度からはキングフィッシャーを使ってもらいたい。」
「了解シマシタ、ネロ先生。」
そういうとメカヒスイはまた空へと飛んでいった。
「で、私達は何をするのかしら？」
「決まってるにゃ!ガンガンいこうぜにゃ!!」
「私達も攻めればいいって事ね・・・」
「攻めるというよりはメカヒスイの援護、という形だな。」
「・・・・・・(ｺｸﾘ)」
「よぉ〜しっ、ガンガンいっちゃうよ〜!!」
戦闘開始から10分、ネロ組はワラキア組、青子組へガン攻めを開始。
依然変わらず再起不能者は七夜のみ。

ネロ組がガン攻め開始直前
青子組
「もうそろそろ10分か・・再起不能者は七夜だけ・・・うーん。」
きょろきょろと志貴は防壁から頭を出し他の陣地を様子をさぐる
「ネロ先生組の動きが気になるわね」
「ええ、急にメカヒスイの攻撃をやめさせましたからね。何か作戦を立てているのではないでしょうか。」
「ねー志貴ーなんで攻めないのー?隠れてるだけなんてひまー。雪球だってこんなに作ったのにー」
「まぁ待て、アルクェイド。ちゃんと様子をみないと・・・七夜みたくなるからな。」
雪球を作ってばかりで全く攻めてないので、辺りは雪球だらけになっていた。
「ていうか先生、翡翠の行動が翡翠らしくないんですが・・・舌打ちなんてしませんよ、普段。」
「それはたぶんワラキア先生の近くにいるからね、あの先生の近くにしばらくいると普通じゃない自分、押さえ込んでた自分が出ちゃうときあるから。」
「・・・タタリですね・・・。」
「兄さん、気をつけて下さい。メカヒスイがまた空へ上がりました。」
「おっと、隠れなきゃな・・」
志貴が頭を戻した瞬間・・・ﾋﾟｭｩﾝという音が聞こえた。
「え？」
ｽﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞﾝ!!恐ろしい音を立てて防壁に“何か”がぶち当たる
「ってｷﾝｸﾞﾌｨｯｼｬｰかよ!!!ありか!?そんなの!」
「やめなさい、志貴。この戦争は自分の(ｒｙ」
「あーそうですか!!わかりましたよ!はいはい!!」
泣きたくなる。いいよなぁ飛び道具ある奴らは・・・くそう・・・
そんなやり取りをしてる間にもどんどん防壁に撃ち込まれる。
ｶﾞｷｨﾝ!ｽﾞｶﾞﾝ!・・・
「ていうかよくこの防壁持ちますね・・ただの雪の壁じゃないんですか？」
「あぁそれ？私が魔法で一応強化はしておいたからね。強化といってもこのまま撃ち込まれ続けたら流石に持たないでしょうけど。」
「ならメカヒスイをなんとかしなければいけないわね・・」
「なんかいい考えないの？いもうとー」
「妹言うな。私でもあんな高さにいられちゃ届きませんわね・・何かいい方法は・・・」
そうしてみんなで悩んでいると・・・
「考えがある、任してくれないか。」
軋間がそう発言した。

「「「えぇっ!?」」」
みんなの声が重なる
「軋間!?アナタ正気!?」
「軋間さん!?無理に行かなくていいんですよ!?
「ちょ!?だいじょうぶなの!?」
「軋間!?お前俺と同じで飛び道具ないだろ!?無理するな！」
軋間はみんなの顔を見渡して頷き、
「安心しろ。」
それだけ言って、軋間は防壁の上に立つ。
「ちょ、危ないって!戻れ！軋間!!」
軋間は、ふっ・・と息を吸い込み言葉を発する。
「独覚・・・･!!」
そして跳躍。雪球を持ち、振りかぶった体勢のまま空へ昇る。高度はゆうにメカヒスイを越えていた。
「無間に落ちろー！！」
そう叫ぶと手にした雪球を渾身の力でメカヒスイへ投げる。
「敵弾接近。バリヤー起動。」
七夜の時と同じくメカヒスイの周りにバリヤーが形成される。
だが結果は七夜の時とは違った。
ﾄﾞｺﾞｫｯ!!
軋間が投げた雪球はバリヤーを簡単に貫通し、メカヒスイの腹部に直撃する。
「腹部ニ・・・損傷・・・出力46・49・51%減・・滞空状態ヲ維持デキマセン・・」
どんどん高度が下がるメカヒスイ、ｶﾞｯｼｬｧﾝと激しい音を出して地面に激突した。
「なっ!?凄いぞ軋間!!」
「すごいすごい！」
「なかなかやるじゃありませんか・・」
「それでこそ私の教え子だわ!!」
歓声が上がるなか軋間は、ｽﾞﾄﾞﾝ!と着地する。衝撃で足首あたりまで埋まってしまっていた。
「バリヤーでかなり威力が落とされてしまった・・・おそらく再起不能にはなってないだろう。」
「それでもメカヒスイを一時戦闘不能にしたのよ、大手柄じゃない。」
「よくやったな軋間!!まさかお前がやるとは・・！！」
みんなが軋間の活躍を称える中、秋葉があることに気付いた。
「軋間さん!!危ない!」
「むっ・・・！」
ネロ組が放った光球が軋間へと迫っていたのだ。秋葉の声で球の存在に気付き軋間は避けようとするが・・・
「ぬっ・・・!ぐあぁぁっ」
一瞬反応が遅れたのと、足が埋まっていたために上手く避けれずに当たってしまう。その場に倒れこむ軋間。
「軋間!!大丈夫か!?」
志貴が軋間を抱きかかえる。時折ビクッと痙攣をする軋間。
「何だろうね？今の・・・」
「今の攻撃・・そんな威力は高そうには見えなかったのですが・・」
「たぶん・・・精神系の攻撃じゃないかしら？そうじゃなきゃ軋間が今の攻撃で倒れるわけないわ。」
「みんなそんなことより軋間を心配しようよ！！軋間しっかりしろ！！」
「む・・・・す、す・・・」
軋間が口を開く。
「軋間!!大丈夫か!?おい！」
「ス・・・スクみず・・・・・・・・・ｶﾞｸﾘ」
それだけ言うと軋間は動かなくなった。
「き、きしまぁああああああああ!!!」

開始13分、二人目の再起不能者
青子組、軋間　紅摩