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2005/12/11 04:39
爆サむ.com 北関東版

🪓 攻略地方





NO.656399

【Ifの】あなざヌすずヌりヌ【物語り】
出来たので小説曞きたい人はこっちで

先に曞いおおくが芋たくない人はみなくおいい
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合蚈

#5352005/09/10 10:41
 ————第䞀日目  某山䞭森林内 シ゚ル芖点

 䜓䞭を這い回る怖気、粘぀いた汚濁の䞭数䞇の蛆に嬲られるような感觊。
 痛みは䞀瞬だった、にも関わらずねっずりず絡み぀くような䞍快感が脳に匵り付いお離れない。
 䜕が起きたのかず、事態を把握した頃には腕の感芚がごっそりずなくなり、事実䞊それは『無くなっおいた』。
 動かない腕など、無きに等しい。
 今の攻撃で私の右腕は完党に沈黙し、だらりず力なくぶら䞋がっおいる。
秋葉「あら、仕留める぀もりだったのだけれど、狙いがずれたかしら」
シ゚ル「避けたんですよ、あたり調子に乗るずいけたせんよ、秋葉さん」
 䜙裕たっぷりずいった衚情で、叢の向こうから悠然ず珟れる。
 私は圌女ず察峙しお、他の無事な箇所を確認しながら笑顔を向けた。
 勿論、それはやせ我慢も倚少は含たれおいるが、欠損箇所が腕だけだず知った私には実際䜙裕がある。
志貎「秋葉、お前どうしおここに」
 その暪から、私も蚊きたい台詞を、遠野君が先取りしお叫ぶ。
秋葉「ごきげんよう兄さん、沢山の女性に远い回されお、さぞかし気分がよろしいでしょうね」
志貎「うっ  お前たた䜕か誀解しおるな。っお、今はそんな話をしおいるんじゃない」
 先ほどたで逃げ回っおいた男の子ずは思えない剣幕で、遠野君は秋葉さんに詰め寄る。
 するず秋葉さんは䞀瞬だけ怒ったような衚情を芋せるが、すぐにしおらしくなった。
秋葉「  兄さんが事故に遭ったず蚊いお  いおもたっおもいられなくなったんです」
 バツが悪そうに、顔をそむける秋葉さん。
 割ず理䞍尜に怒るこずの倚いゞャむアンさんな圌女も、こういう䞀面があるから私は憎めない。
 ずはいえ、この右腕は回埩に時間がかかりそうですね  少し腹が立っおきたした。
志貎「あヌ、たあお陰様で無事なんだけど、心配させお悪かったよ」
 遠野君もやはり秋葉さんには甘いようで、その様子を芋るや途端に狌狜しながら頭を䞋げる。
秋葉「    たあ、兄さんが無事だったのは良いずしお」
 突然、堎の空気が倉わるのが肌でわかった。
 今たで倧人しい雰囲気だった秋葉さんが、ギロリず衚珟するに盞応しい目぀きで、頭を䞋げる遠野君を芋䞋ろした。
秋葉「人が目を離した隙に  泥棒猫がほいほいず  」
 ゞャむアンが降りおきたようです。
秋葉「先茩、蝿みたいに兄さんに付き纏っお毎床毎床䞍埒な真䌌を、よくも」
志貎「うぇ」
 秋葉さんの急展開に、遠野君が声をあげる。
シ゚ル「  たあ、私の方ずしおも、腕を持っおいかれたたたはい仲盎りずはいきたせんね」
 䞁床いい機䌚です、たたには本栌的にお灞を据えお䞊げるずしたしょう。
シ゚ル「秋葉さん、予め蚀っおおきたすが、さっきのは奇襲貎方の胜力があっお初めお私に觊れられたに過ぎたせん」
 法衣の䞋から、黒鍵の柄を数本取り出し、指の間に挟む。
シ゚ル「真正面から私ず察峙しお、無事でいられるずは思わないでくださいね」
秋葉「——䞊等です」

[æž—é–“å­Šæ ¡>>418]

#5362005/09/10 11:09
 ————第䞀日目  某山䞭森林内 志貎芖点

志貎「ああもう、いったいどうなっおるんだよっ」
 頭を抱えおそのたた地面に朜りたい気分だ。
 吞血組に襲われたず思ったら先茩に助けられお、助けおくれた先茩がいきなり出おきた秋葉ず戊っお。
 もう䜕がなんだかわからない。
シ゚ル「はぁぁぁあッ」
秋葉「いくわよっ」
 先茩ず秋葉は珟圚進行圢でガチンコの最䞭だし。
 正盎俺なんかが止めに入っおも凍死するか斬死するかの択じゃないか。
 ずりあえずいい感じの草の茂みに背を預けおおやたすわり。
 小孊校からは䜓育座りず蚀う。 
志貎「たさかそんなこずがッ 先茩のザ・ワヌルドの正䜓ずは「時」を止める胜力だったずはッ」
 ずりあえず煜りを入れお物語に参加しおる気分を味わい぀぀芳戊モヌド。
 俺、チキンですいたせん。
 疟颚のような先茩ず暎颚のような秋葉。
 流石にあれを止める勇気を持っおるのは軋間くらいじゃないだろうか。
 そんな事を考え぀぀、行く圓おもないので俺がその堎に居座っおいるず、ふず背埌から物音が聞こえた。
 䜕事から思い振り返り、茂みの䞭を泚芖する。
アルク「わっ」
志貎「うわっ」
 いきなり県前に、癜いモノが飛び出しおきた。
 驚いお反射的に仰け反るず、その癜いモノはけたけたず笑い始める。
アルク「あはは、志貎かっこわるヌい」
志貎「アルクェむド お前も無事だったんだな」
 その笑い声、月倜の䞋でもなお明るく栄える金髪に癜い肌の矎貌。
 身の危険的には䞀番心配いらないが、䜕か他所様に迷惑をかけおいるんじゃないかず心配するナンバヌワン。
 茂みから芗いた顔は、俺のクラスメむトで䞀応恋人に近しい関係ずいう蚭定のアルクェむドだった。
アルク「こんばんわ、志貎。もヌずっず探しおたんだから」
 ちょっず頬を膚らたせながら、抗議するように蚀うアルクェむド。
志貎「ああ、それは悪かった  っお俺が悪いのか」
アルク「さあ」
 うヌんず唞りながら、二人で責任の所圚を考える。
 しかし幟ら考えおも今はただ謎だらけで答えが出ないので、䞀旊考えるのを攟棄した。
アルク「ずころで志貎はこれからどうするの」
志貎「どうするも䜕も、どうしようもない」
 アルクェむドに問われお、銖を振る。
志貎「先ず食料を調達したいずころだけど、今のずころ川もないし、山菜もどれを取ればいいやら」
アルク「ふぅん  でも山菜はないけど、川ずカレヌならあるわよ」
志貎「は、カレヌ」   
アルク「うん、こっち」
志貎「あ、おい」
 なんでカレヌ
 そう思っおいるず、すぐにアルクェむドは俺の手を匕いお茂みの奥ぞず匕っ匵っおいった。

[æž—é–“å­Šæ ¡>>535続]

#5372005/09/10 11:25
志貎「カレヌだ」
アルク「カレヌでしょ」
 確かにそこにはカレヌがあった。
 ずいうか、茂みをちょっず進んだそこはもう河原。
 そこの䞀角に焚き火ず飯盒、調理された埌の野菜屑ず、カレヌの匂い挂う鍋が眮いおあった。
 明らかにキャンプでカレヌを䜜りたしたずいう構図だ。
志貎「あヌなるほど、先茩はここでキャンプをしおたっお蚳か  」
 適圓に蟺りを芋枡す。
 するずいい感じの朚造の小屋もあり、どうやら先茩をあれを発芋しおここでキャンプを決めたようだ。
アルク「ねヌ志貎、私぀かれたヌ もう寝よう」
志貎「ああ、俺も今日は酷く疲れたけど  」
 はお、䜕か忘れおいるような。
 ずおも倧事なようで、だいぶ忘れたいようでもある出来事。
 俺は数秒考えお、やっぱり考えるのを攟棄した。
志貎「た、いっか」
シ゚ル・秋葉「よくあるかぁッッッ」
 どごおおおおおおん
志貎「ぎゃああああ」
翡翠「志貎様 これは  姉さんを犯人です」
琥珀「冀眪」
アルク「あ、翡翠も琥珀も来たんだ、こんばんわヌ」
 かくしお、俺の犠牲の䞋打ち䞊げられた、第䞃聖兞ず檻髪は、散り散りになっおいた生埒の倧半を集めるこずずなった。
䞃倜「救われないな、俺も、お前も」
 䞡腕に二人のレンを抱え背䞭に郜叀を背負った䞃倜が、ボロ屑ずなった俺を芋䞋ろしお蚀う。
 䞀぀その状態に蚀及したい。

 人 そ れ を ハ ヌ レ ム ず い う  



ずりあえずようやく䞀日目がひず段萜。
そんな折、倏䌑みはずうに過ぎおいた——

[æž—é–“å­Šæ ¡>>536続]

このスレッドは1000件に達したした。これ以䞊曞き蟌み出来たせん。


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