【函館】二十一日午前五時四十五分ごろ、函館市五稜郭町三○の市道で、
同市根崎町、飲食店従業員浜○一○さん（２３）の乗用車と、同市神山三、
自営業△△△△さん（３８）の軽乗用車が正面衝突。△△さんが頭などを
強く打ち間もなく死亡した。
浜○さんは右腕を骨折、同乗の男性（４５）も頭部内出血の重傷を負った。
函館中央署の調べでは、現場は片側二車線の直線道路で、
浜○さんの車が対向車線にはみだしたとみられる。
浜○さんの呼気から、酒気帯び運転に相当する一リットル当たり○・一五ミリグラムを
超えるアルコールが検出された。
同署は危険運転致死傷罪の疑いもあるとみて調べている。
【函館】二〇〇七年六月、函館市内で酒気を帯びて乗用車を運転中、対向車に
衝突し運転の男性＝当時（３８）＝を死亡させたとして、危険運転致死傷と
道交法違反（酒気帯び運転）の罪に問われた函館市本町、飲食店店長
浜◯一◯被告（２４）に対する判決公判が十四日、函館地裁で開かれ、
〇◯○○裁判長は懲役五年（求刑・懲役六年）を言い渡した。
判決によると、浜〇被告は昨年六月二十一日、飲酒後に同市五稜郭町の
市道で乗用車を時速約百五キロで運転し、対向車に衝突。運転していた男性を
脳挫傷で死亡させるなどした。
