♯33ですが。
更に古い話で更に申し訳ないが私がハナタレガキだった頃、近所の爺さんから聞かされた話しだけど昔戦争中のある夜遅くの事、今の自衛隊の駐屯地の門で夜中に暗がりの中からザッサッザと軍靴の行進の音が近づいてきたそうな。門の警備兵が『こんな夜中にどこの部隊だろう？』と思いながらも『前方ー！友軍部隊ー！到着ー！』と大声で申告すると将校や兵士が敬礼して出迎えたが音はすれども部隊はさっぱりこない。これが深夜に数回繰り返されたそうな。そして同じ時間帯に旭橋で部隊が行進して周囲が赤く光ってたと報告が警備兵の詰所に来て騒動になったとか。実はその時間帯に遠く離れたガダルカナル島で旭川出身の部隊が米軍の猛反撃を受け全員肉片だけ残して吹っ飛ばされて全滅したそうです。子供の頃、この話しが凄く恐かった。
