【いじめ防止条例】7月にも施行へ 市民の意見を募集 旭川いじめ問題
1/31(火) 13:35配信
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STVニュース北海道
いじめ防止条例の制定に係る懇話会（1月30日）
北海道・旭川市が独自に制定するいじめ防止条例について、旭川市教育委員会は7月の施行を目指すことを明らかにしました。
旭川市の中学校に通っていた廣瀬爽彩さんはおととし3月、市内の公園で凍死した状態で発見されました。
新たな第三者委員会は、廣瀬さんへのいじめと死亡の因果関係などについて再調査を進めています。
この問題を受け、旭川市ではいじめ防止条例の制定を決めていて、条例の内容について有識者らの意見を聴く懇話会が30日に開かれました。
懇話会では、市教委が条例の骨子案を示し、いじめの被害生徒を救済するために、市長が学校に対して必要な措置を講ずるよう是正勧告を行うことなどが盛り込まれました。
出席した有識者からは「やるべきことが増えて教員の疲労も危惧される。持続可能ないじめ対応ができるよう現場の環境も整えてほしい」などの意見が出されました。
市教委は条例について、2月中旬ごろから市民の意見を募集し、7月の施行を目指す方針です。
