死を選ぼうとする者はやはりその方法をも思索するものである、おそらく被害者もその例に漏れない
ではどうして凍死という方法を選んだのか、であるが、実は失踪直前までは選択していなかった、できていなかった可能性もあると思う
おそらくネットに精通した被害者の事だから覚悟を決める前段階で「自殺するための方法」をネットなどで調べ上げたとは思う
誰も苦しんで死にたいとは思わない、やはり少しでも楽に死にたいという本能欲求には逆らえないのだから
だが被害者の年齢や性格などから、お金や移動手段の必要な方法、周囲やご遺族に迷惑をかける方法などは選択肢から外されていたはずだ
そうなると選択肢はかなり狭められていったのだと想像ができる
おそらくこの年頃でもっともメジャーで安易な方法といえば「首吊り」か「水場でのリストカット」であるはずだが、第一発見者（おそらくは母親であろう）の精神的苦痛を配慮して外さざるをえなかったのではないだろうか
