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🐟 函館市雑談


No.11681026
合計:
#623
知り合いに、経歴デザイナーという怪しい肩書で活動してる男が居てるんだけど、この前「松風町に良いバーを見つけた」つうんで久々に呑みに行ったのよな。
で、話の中心は、いつものように怪しい儲け話に俺を巻き込もうとする算段だったのでそれはどうでも良いんだが(笑)、ちょっと気になったのは「函館ラ・サールは指定校推薦頼みを続けていくと弱体化する」と言う指摘。

彼が云うに「名門男子校が名門たるゆえんは、大学受験で一般入試を〈団体戦〉として乗り切った経験だ」と。
名門校は「東大に行きたい」って奴が集まってる訳じゃん?
でも「隣の奴が落ちれば自分の合格確率が上がる」なんてことは考えない。
「よし、みんなで東大に行こうぜ!」つうて協力して勉強に励むのよ。
で、一緒に東大に入れば、その繋がりで大学在学中もテストで協力し合うし、社会に出てからは人脈になる。
残念ながら東大に入れなかった同級生とも、受験の〈戦友〉として一生の友達付き合いが続く。

指定校推薦狙いの悪い所は、基本的に校内での推薦枠の取り合いだから、同じ大学を目指すライバルが負ければ自分が勝つという、狭い競争関係になってしまうこと。
「考えてみなよ。同じ大学の同じ学部を目指す同級生なんて、関心の志向も似てるんだし、本来だったら大親友になれるはずやん。それを、推薦枠つう蜘蛛の糸を奪い合うのって、修羅の道やで。敗れた方も、一般入試で行けたのが下のランクの大学なら『あの時、あいつに推薦取られていなければ』って悔いが一生残るかもしれんで」
と、知り合いは深い溜息をついた。
この知り合い、いつも胡散臭いことばかり云うのに、たまに本質を突いた発言するから侮れないのよな。


[ 匿名さん ]
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