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👩‍🎤 女性芸能人


No.9151083
合計:
#168
>>167
と、ここまで書いてきて、特に「情報量の多い」演技力という点で、現在の森七菜にとてもよく似た女優が、かつていたことに気付いたのだ。

80年代後半から90年代初頭にかけて、20代の頃の斉藤由貴である。

TBSの傑作ドラマ『はいすくーる落書』(1989年)、『はいすくーる落書2』(1990年)の頃の斉藤由貴。ブルーハーツの主題歌(こちらも傑作)にのって、テンションの高いせりふ回しで、手足をばたばた動かしながら、喜怒哀楽にあふれた表情で、泳いだような視線をキョロキョロ動かしていた当時の斉藤は、今の森七菜にそっくりである。

また、コメディエンヌとしての素養を併せ持っている感じや、音楽活動にも手を広げる点でも、斉藤由貴と森七菜は共通する。違いがあるとすれば、斉藤由貴が「女子性」ではなく、言葉本来の意味での「女性性」を強く発していたことか。

そんな当時の斉藤由貴に魅了された世代が、今、森七菜のファンとなり、斉藤に似た「情報量の多い」演技を、目を細めて見つめている。

やや下衆な言い方で恐縮だが、「魔性の女」的な形容で斉藤由貴は語られがちだった。同世代、ないしは少し上の世代を強く引きつけるのが「魔性の女」ならば、森七菜は、私のようなはるか上の年代を引きつける、言わば「魔性の女子」という新ジャンルを切り開いているのかもしれない。


[ 匿名さん ]
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