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⛩️ 神道・仏教


No.5641621
合計:
#333
>>330
日蓮聖人は忍性良観の律宗などは小乗仏教であり全く評価しないばかりかかなり手厳しく批判されています。
ただ、日蓮遺文には確かに、一応は良観の社会福祉運動そのものは是認している文章があるのです
。日蓮聖人の立場は、それは結構かもしれないが、あくまでも仏法は正邪を明らかにすべきであって、そのことと混同すべきでない、という立場だったようです。
日蓮聖人の立場だと良観は律国賊と言うわけですから。
社会福祉は聖徳太子や聖武天皇・光明皇后が行われたように本来は為政者の仕事であり、行基菩薩の社会事業は本来は国家がすべきことを僧侶が率先した観があります。
律令制度の酷しい税制は多くの流浪の民を生み出しいたのです。
そのことは鎌倉時代でも基本的には同じでした。
ただ、朝廷が幕府にかわっただけです。
日蓮聖人は一応は良観の社会福祉運動は認めつつも、それで仏法上の勝劣を誤魔化してはいかんぞよ、と言うわけです。
日蓮聖人が一応は良観の社会福祉運動を是認したとされる遺文は以下の通りです。
頼基陳状 曾存 時代書写
日興・北山本門寺 録内29ー1
下山御消息 正筆 京都本國寺 時代書写 日法・岡光光長寺 録内26ー12


[ 匿名さん ]
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