>>866
その矛盾はありますね。
波木井殿は謗法とボロクソで、かたや南条さんはお咎めなし。
これが本当なら日興上人は依怙贔屓の典型ですから。
でも、そもそも、波木井実長の謗法が原因で日興上人が身延を離山したと言う話が作り話なら、旦那の神社参詣を日興上人は別段とやかく言って無かったことになります。
日興上人の身延離山は南部実長と日興上人の単なる人間関係の悪化であって、実はそれ以上でも、それ以下のお話でもなかったものが、後世になって日興上人の身延離山を正当化するために地頭が謗法を犯してお山を汚したから日蓮聖人の魂が去ったんだということにしたのではないでしょうかね。
得てして宗教の歴史なんてものは、人間臭い話が先に有って後から教義を作って飾り立てるものでござんすよ。