>>398
議論
ふたつの進路の磁気治療のこの患者の運動障害の急速な改善は、MSの管理におけるこの治療法の独自の有効性を証明(Sandyk,
1992; Sandyk & Derpapas, 1993 a; b; Sandyk & Iacono, 1993)し、脱髄ではなく神経伝達物質の欠損によるシナプス伝導性の
機能不全がMSの神経学的欠損の根底にあるという概念を支持します(Johansson & Ross, 1974; Davidson et al, 1977; Harrer
& Fischbach, 1973; Sonninen et al, 1973; Markianos & Sfagos, 1988; Hyyppa et al, 1975; Sandyk, in press)。
同様に、患者が最後の磁気治療後48時間以内に運動障害が徐々に悪化したという観察は、MSの病態生理におけるシナプス伝導性の
欠損の重要性を強調しています。さらに、セロトニン（5-HT）の前駆体であるL−トリプトファンの投与は、MSにおける5-HT神経
伝達不全の役割を支持するMS患者の痙縮、小脳、膀胱機能を改善すること(Hyyppa et al, 1975)が報告されています(Sonninen et
al, 1973; Davidson et al, 1977; Sandyk, in press)。
