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おしえて


No.3078985
#518
>>517
統合失調症は遺伝病?

多くの統合失調症の遺伝研究の蓄積はあるものの、いまや単一遺伝子でこの疾患を解説するのには無理がありそうだと言われている。それ
に代わって登場した仮説がCommon disease-common variantの仮説である。つまり、遺伝子個々の疾患貢献度は低くとも、頻発する当該遺伝子
多型が数十個、集まれば発症にいたるという仮説である。

しかし、2008年のThe Wellcome Trust Case Control Consortiumによる数千人規模のゲノムワイド関連解析でも、旧来の候補遺伝子が
確認されることはなかったし、メタ解析でもその正否は分かれる。そこに登場した次の仮説が遺伝子のコピー数多型(CNV)の関与である。
旧来のSNP解析技術では無視されてきたゲノム変異であり、新規の変異や多型が多く発見されているのだが、統合失調症においてはその変異部
位には患者間の共通性がすくなく、Common disease-common variantの仮説に反する結果となっている。


[ 匿名さん ]
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