>>640
それで、児玉誉士夫の弟子たちがね、三人で土産を持ってきましたよ。みなさん、本当ですかと不思議に思われるでしょうが、
もうそれは本当。それで彼らをうちに一晩泊まらせて、もう徹底的に天皇制を批判したんです。それで明くる朝、帰るときに、
「私の考えはもう話したとおりだ。ところが、あなたのところの大将は、天皇を肯定しているんでしょう」といったら、しばらく
考えておって「いや、うちの先生も本当は住井先生と同じ意見です」といいました。
*永六輔*
本当に?でもそれはわからないことはないですね。
*住井*
だから、うちへ親分が礼を尽くしてきて、車を回して世話しようなんていうくらいだから、土産は持ってくるけど、文句は
いってこないですね。