＞精神障害と 認められた時点で犯罪者扱いされない。
すべての犯罪者が精神障がいと認められるわけではないから集計されている現実は正確だよね。
＞”精神異常者を確保し、安全化を試みる”のが「正当な理由」になる。
もしそれが正当な理由になるのだとしたら、ミスをした部下を叱っている上司をどんなときでも（たとえパワハラでない場合でも）警察が弁護人なしで逮捕していいということになる。叱る上司がいると「安全化」できないからだ。
叱っている（怒っている）上司にも考えがあり、もうミスをしてほしくないから愛情を持って叱っているのだ。もし「叱る上司が危険」ということになったら、日本いや世界中の会社組織の建物内に警察官が常駐していなくてはならなくなる。「人間が抱く不信感」というものは際限がないからだ。そんな社会になる方が危険だ。
たとえ問題行動を起こした人間にもその行動を取ったなりの考えがあるはずだ。正常な人間がなんらかのストレスをためこんでしまって、それが結果として問題のある常識から逸脱した行動だと周りが認識したときに「精神異常者」と認められるのだろう。
必要なのは、問題行動を起こした結果だけをみてはじめからその人に「危険人物」の烙印を押してモグラたたきをするのではなく、根本的に話をきいたり周囲の状況を調べたりして原因を究明してストレスをなくし、問題のある行動を取る人間が現れないようにすることのほうが社会でのメリットが大きいのではないだろうか。
