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🕌 宗教総合


No.5676552
合計:
#105
>>104
その日蓮本仏論は、なんとか他の宗派と折り合おうとしている日蓮宗にとっては厄介な思想ですから、立正大学なんかでは盛んに、それを否定する日蓮研究が成され、それが広く社会に認知されてきたのですが、最近になって、日蓮遺文を膨大な鎌倉遺文のデータベースから逆解析する試みが成されたところ、意外な事に従来は日蓮自身の思想ではなかったとされる日蓮本仏の思想が日蓮自身に弘安年間には芽生えていた可能性を否定できないという結論がでています。
あの日蓮遺文の偽書の代表格とされた『三大秘法抄』はかなりの高い確率で真撰であるとコンピューターは結論付けています。
日蓮は他の宗派の祖師と比較にならない程の真蹟を残しており曾存遺文を含めるとダントツです。

品詞の年代順の使用頻度や書き癖、思想の変遷などから、佐渡流罪以前は上行菩薩の使徒であり、佐渡流罪以後の文永期には上行菩薩の再誕日蓮の自覚を深め、建治年間からは徐々にに自身こそは末法の世を救済する南無妙法蓮華経の教主としての自覚を深め、弘安期に入り遷化までの五年間には釈迦劣日蓮勝の自らが末法の本門の教主釈尊であると言う思想を持ち、彼の秘書的存在だった日興に継承されたのではないかという仮説が次第に有力視されています。

日蓮は末法の釈尊は私なのだから、その魂たる南無妙法蓮華経の曼陀羅本尊を拝みなさいと考えていたとしても何ら不思議ではありません。


[ 匿名さん ]
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