>>26続
絢に耳たぶを噛まれ、びくつと身体が反応する。
絢の顔の方を向くと、目が合う。
顔がサーッと赤くなるのが自分でも分かった。
絢は自分のおでこを私のおでこにくっつけると、両手で私の頬を包み込んで「女の子同士でチューしたことある?」と。
「遊びでなら何回か...」
絢はにこりと微笑むと私の唇に自分のそれを重ね合わせる。
ピチャと音がした。
私の唇の上で絢の唇が微動する。
柔らかい...ずっとくっつけていたら溶けて消えてしまいそうな感じがした。
そっと唇が離れると絢は「柔らかいね。」と言うと、再び重ね合わせた。
私の口の中で絢の舌がうごめいた。
さっきよりも長く、深いところにまで。。。