昔は本当に可愛かったんだよ。
2003年当時はアイドルもモー娘。が辛うじて頑張っているくらいで、今日のアイドル全盛時代になろうとは誰も予想してなかった。
そんな荒涼とした時代背景の中でも、あいねだけは何時だって本物のアイドルだった。眩しいくらいの輝きを放ち、天性の明るさをもって魅了し、存在感には常に華があってメディアには出ない本物のアイドルを見つけた気がした。
やがてストリップ産業も衰退していき、全国的にも劇場は廃館につぐ廃館。今日の姿ももはや風前の灯火と言わざる得ない。
そしてそれ以上の物凄い速さであいねも劣化していき、そんなあいねの劣化とはまるで逆行するようにアイドル産業はいつしか巨大なビッグビジネスになっていた。
しかし私にとっての理想のアイドルとはいつまでも、劣化する前のあの日のあいねなのだ。
