【競泳】杉山、２冠！２００背に続き１００背もＶ
スポーツ報知 3月31日(火)7時4分配信
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【競泳】杉山、２冠！２００背に続き１００背もＶ
１００メートル背泳ぎでトップでゴールし、笑顔の杉山
◆ＪＣＯジュニアオリンピック水泳最終日（３０日・東京辰巳国際水泳場）
女子１５〜１６歳１００メートル背泳ぎ決勝で、静岡東高１年の杉山華彩（かや・とこはＳＳ）が１分００秒１２で優勝した。２９日の２００メートルでは、２分０７秒８９の自己ベストとなる大会新でＶ。２冠を達成したヒロインが、４月６日から始まる日本選手権へ弾みをつけた。
電光掲示板のタイムを確認した杉山の笑顔には、悔しさが交ざっていた。「はっきり言うと悔しい。泳ぎがバシャバシャしていた」。女子１５〜１６歳１００メートル背泳ぎ決勝。２位に１秒近く差を付け、２日連続で表彰台の真ん中に立ちながら、確かな課題を感じ取っていた。
２９日の２００メートル背泳ぎを大会新記録、そして自己ベストで制した。勢いを持って臨んだこの日の１００メートルだったが、距離が短くなったことを意識し過ぎ「入りから急いでしまった」。フォームは微妙に崩れ、狙っていた５９秒８５の自己新は出せなかった。
それでも、指導する伊石晋司スクール長（５０）は「安定感が増してきた」と評価した。「元々は一発に強い子だった。この２日間で何本も出て疲れもある中で、後半に一気に落ちることがなくなった。この順位なのは安定してきたということ」と目を細めた
