全国自慢のラーメン札幌に集結 １７〜２９日、大通公園が会場
05/14 10:00、05/14 10:06 更新
全国の人気ラーメン店が集う「札幌ラーメンショー２０１６」が１７〜２９日、札幌市中央区の大通公園西８丁目で開かれる。混雑緩和のため昨年より飲食スペースを拡大し、効率よく回れるよう各店の待ち時間を表示するなど工夫を凝らす。
日本ラーメン協会（東京）などでつくる実行委の主催。福岡の豚骨ラーメン「元祖 名島亭」や山形県酒田市のしょうゆワンタン麺など道外１４店と、旭川や函館などの道内６店が出店する。
１８日に大通公園で開幕するさっぽろライラックまつりの協賛行事で、初めて開催した昨年は、道内外の有名１２店が６日間で約７万杯を販売した。今年は開催日数を２倍の１２日間とし、８店舗多い２０店舗が第１幕（１７〜２２日）と第２幕（２４〜２９日）に分かれて営業する。２３日は休み。期間中に１２万杯の売り上げを目指している。
実行委は、昨年２時間待ちが出た会場の混雑緩和に知恵を絞る。食券を会場のほかコンビニエンスストア「セブン—イレブン」でも購入できるようにし、会場ではｎａｎａｃｏ（ナナコ）とＳＡＰＩＣＡ（サピカ）の電子マネーも使用可能とした。飲食スペースも３００席増の１５００席とし、身体障害者やベビーカーの利用者には、運営スタッフが代わりに列に並ぶサービスも行う。
実行委は「昨年の来場者から要望のあった東北のラーメンなど、バラエティーに富んだ店を集めた。あなたの好きな一杯が見つかるはず」とＰＲする。
ラーメンショーは午前１０時〜午後９時（最終日の２９日は午後５時まで）で入場無料。ラーメンは各店１杯８００円。問い合わせは実行委（電）７５３・９６４０へ。（山中いずみ）
