日本のODA実績、21年は過去最高に コロナ対策支援で
2022/4/13 0:27
経済協力開発機構（OECD）の開発援助委員会（DAC）は12日、2021年の政府開発援助（ODA）の実績を公表した。加盟国全体の援助額は1678億ドル（支出純額、約20兆9750億円）で前年比3.3%増えた。日本は19.3%増の162億ドルで、ともに統計の公表を始めた1960年以降で最高だった。新型コロナウイルス対策で途上国への医療支援が膨らんだ。
援助規模で日本は3位と、前年の5位から順位を上げた。1位は米国で13.8%増の402億ドル、2位のドイツが0.4%増の294億ドルだった。
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