>>645
2 不正事案の概要
① 提供していない重度訪問介護サービスに係る給付費の不正請求（不正受領額 8,440,881 円）
平成 29 年 12 月から令和２年７月の間、利用者１名に対する深夜の重度訪問介護サービス(※２)の提供に関して、サービスを提供していないにもかかわらず、提供した旨の虚偽の記録を作成のうえ、給付費を請求し受領していたもの。
② 法令に違反した重度訪問介護サービスに係る給付費の不正請求（不正受領額 31,926,103 円）
平成 29 年 12 月から令和２年９月の間、①の不正請求の対象となっていた利用者に対して、法令の規定に違反（※３）して、当該利用者の同居人（当該事業所の従業員）に重度訪問介護サービスを提供させ、給付費を請求し受領していたもの。
③ 処遇改善加算の不正請求について（不正受領額 28,779,860 円）
平成 28 年 10 月から令和３年３月の間、従業員の賃金の増額に充てるべき処遇改善加算（※４）の一部を、実際には賃金の増額に充てていなかったもの。また、市に対して、賃金を増額して支払ったとする虚偽の実績報告を行っていたもの。
３ 不正受領額及び返還請求額
（１）不正受領額 69,146,844 円 （２）返還請求額 96,805,581 円
