保育園の園児たちがアユの稚魚放流を体験 宮若市
03月28日 17時47分
宮若市の八木山川の上流にある公園で、地元の保育園の園児たちがアユの稚魚を放流する体験会が開かれました。
この体験会は、宮若市にある漁業協同組合が子どもたちに地元の豊かな自然や生き物に関心を持ってもらおうと開きました。
28日は、八木山川の上流ある桜が見頃になった水辺公園に、市内の2つの保育園の園児あわせて35人が集まりました。
放流するのは体長が10センチほどに育ったアユの稚魚で、子どもたちは稚魚が入ったバケツを受け取って川のほとりに並んで、「元気でね」とか、「大きくなってね」などと声をかけながら稚魚を川の中に放ちました。
28日は、あわせておよそ3000匹が放流されたということで、園児たちは「楽しかったです」とか、「魚はかわいかったです」などと話していました。
八木山川漁業協同組合によりますと、ことしは公園を含む8か所でおよそ2万5000匹の稚魚を放流するということで、6月1日にはアユ釣り漁が解禁されるということです。
www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20240328/5020015361.html