男性の悲鳴を聞いたビルのスタッフが110番通報。警視庁赤坂署員が、血だらけで倒れる男性を発見し、近くにいた小番容疑者の身柄を確保した。
小番容疑者は当時、呆然とした様子で、切り取った局部については「トイレに流した」と供述。同署によると、その部分は、いまだに見つかっていない。
生殖能力に問題なし
捜査関係者によると、局部は根本の部分を1センチほど残して切り取られていた。陰嚢は残されていたといい、専門医は「不幸中の幸い。生殖能力には問題がないだろう」とみる。その一方で「立って排尿ができないということは男性にとって心理的な負担が大きく、耐え難い屈辱感を生じさせる」と心情をおもんぱかる。