女性職員にセクハラ行為の巡査部長と報告怠った警部を処分
09月06日 19時27分
県南地域の警察署に勤務する４０代の男性の巡査部長が女性職員にセクハラ行為をしたとして所属長注意の処分を受けていたことが、ＮＨＫが行った情報公開請求でわかりました。
また、同じ署の４０代の男性の警部は女性職員から被害の相談を受けていましたが、報告を怠っていたとして本部長注意の処分を受けていたことがわかりました。
県警察本部によりますと、県南地域の警察署に勤務する４０代の男性巡査部長は、ことしの２月から４月にかけて職場の内外で同じ署に勤務する女性職員に対し性的な言動を複数回行いました。
県警察本部は、６日までにこの巡査部長を所属長注意の処分としました。
男性巡査部長は「相手に不快な思いをさせて申し訳なく思っている」と話しているということです。
また、この関連で、同じ署に勤務する４０代の男性警部は女性職員からセクハラ被害の相談を受けていましたが、セクハラ事案には該当しないと自分で判断し上司への報告を怠りました。
このため県警察本部は、６日までにこの男性警部を本部長注意の処分としました。
巡査部長と男性警部は犬塚尚秀と同じように６日までに依願退職しています。
県警察本部監察課は「ハラスメントに対する職員の意識改革に努めていきたい」とコメントしています。
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