長崎県の高校生平和大使決まる これまでで最多の８人
06月10日 16時37分
核兵器廃絶を求める署名を国連に届ける活動を続けてきた「高校生平和大使」の第２４代のメンバーに、長崎県からはこれまでで最も多い８人が選ばれました。
「高校生平和大使」は、核兵器の廃絶を求める署名を国連に届けるなど、「核なき世界」の実現に向けて２０年以上活動を続けていて、毎年、メンバーが全国で募集されています。
第２４代のメンバーの募集に県内では３１人が応募し、これまでで最も多い８人が選ばれました。
県内から選ばれたのは、▽長崎日本大学高校２年の川端悠さん、▽青雲高校２年の神浦はるさん、▽ろう学校１年の塚根みづなさん、▽鎮西学院高校２年の富崎莉早さん、▽長崎西高校２年の林田望愛さん、▽島原高校２年の羽山嵩裕さん、▽長崎東高校２年の安野由布里さん、▽佐世保北高校２年の吉井伶奈さん、あわせて８人です。
選考にあたった被爆者の山川剛さんは、「私たちが想像もできない新しい発想で平和への思いを発信してくれると思う」と述べました。
高校生平和大使は７月上旬までに全国各地で選ばれる予定で、現時点では、新型コロナウイルスの影響で海外での活動が難しいため、秋ごろ外務省や各国の大使館への訪問などを計画しているということです。
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