>>87
そりゃ悪化するだろうさ。
被害妄想疾患者は概ね、「敵組織にとってマイナスの変化があれば、当然自分の受ける被害も減少方向へ変化するはず」との大きな願望を抱いている。
それは同時に「自分が精神病などではない証拠が、今回の変化による関係性で完全に証明できる」という 病識回避 への願望でもある。
しかし当然、現実世界の事象と 病的妄想 は関係も接点もないので「敵組織の衰退変化」による被害妄想の軽減は起きない。
かえって期待通りの「被害減少」が起きない事で、疑問感や不安感や 病識の接近 によるストレスから被害感覚、迫害感覚が強くなってしまい、
「敵の親玉が死んだのに、さらに攻撃が激しくなった」
と感じる事になる。
平たく言えば、自分の屁理屈で自分の逃げ道を塞いでしまって苦しんでるだけなんだが、
現実検討能力の低下と 病識拒絶 を抱えている被害妄想疾患者にはその袋小路を抜け出すロジックが見出だせないし構築できない。
悪化したのは「現実に行われている被害」ではない。
被害妄想
だ。
