博多女性殺害、寺内容疑者「口論になり刺した」…刃物から被害者ＤＮＡ検出
1/26(木) 15:00配信
読売新聞オンライン
寺内進容疑者（フェイスブックから）
福岡市博多区のＪＲ博多駅近くの路上で１６日、福岡県那珂川市、会社員川野美樹さん（当時３８歳）が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された川野さんの元交際相手で飲食店従業員、寺内進容疑者（３１）が「口論になり、刺した」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。県警は川野さんに恨みを募らせていた寺内容疑者がこの時の会話がきっかけで、用意していた刃物で川野さんを刺した可能性があるとみて調べる。
川野美樹さん
事件は１６日午後６時１５分頃発生。捜査関係者によると、現場付近の防犯カメラには、寺内容疑者とみられる男が事件の数分前、川野さんと博多駅の方へ並んで歩いていく姿が映っていた。映像では、２人はコンビニエンスストア付近で立ち止まって話をしていたが、男は突然、川野さんを押し倒し、何度も刃物を振り上げた後、川野さんを残したまま現場を立ち去った。
捜査関係者によると、寺内容疑者は県警の調べに対し、「現場で（川野さんと）口論になった」と供述。県警は現場で男女が言い争いをしていたという目撃情報を把握しており、会話の内容を調べている。
また、寺内容疑者が１８日、博多区内の路上で捜査員に任意同行を求められた際に所持していた刃物から、川野さんのＤＮＡ型が検出されていたことも捜査関係者への取材で判明した。
寺内容疑者は県警の調べに「この刃物を使って刺した」と供述している。刃物の刃渡りは約２０センチで、大きさや形状は遺体の傷の状況と矛盾がなかったという。
[ 匿名さん
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