ももか氏とペッパー氏に捧ぐ
・自己開示とは、あと先考えずその時の雰囲気任せに秘密を暴露することではない。
・自己開示とは、とりあえず訳もわからずみんなと一緒に普段なら恥ずかしくて出さないような大きな声を出したり、踊ってみせることではない。
・自己開示とは、人が感動するようなストーリーを仕立てて話すことではない。
・自己開示とは、誰かに強要されて無理やり話すことではない。
自己開示とは、
いま自分が何を感じているかわかっている状態。
たしかにその時に口でアウトプットできる状態があれば、ちゃんと理解している判断はできる。
だから他人に言わなくても、自分の独り言としてでも言えていればそれでいい。
他人に話すこと=自己開示ではない。
感情を口に出す行為ではなくそれができる状態であるということ。
ここを勘違いしている人がいる。
とにかく話させようとする人。
感情は、吐き出しましょうなどと他者から促されて吐露するものではない。
外の人は時に興味本位で、自己満足的。
その危険性を知っているから今まで時間をかけて、話さないほうが安全だと学習してきたのに話す必要などあるわけがない。
感情は自分さえわかっていれば十分。
感情をわかるということの本来の目的は、感情に「寄り添う」こと。
寄り添うのは他人でなくても自分でもOK。
もしいま感情について口に出せないのなら、口に出せない自分に寄り添えばいい。
それで十分感情を理解したことになる。
自己開示を勘違いしてはいけない。