>>25
（※あくまでフィクションのストーリーです。）
某はグループ在籍中に男がいて、そのデート現場をオタに目撃されている。後日の劇場公演で、デート現場を目撃したオタが客として劇場の観客席に座っていた。MC中に某は、目の前に座っているそのオタを懇願するように見つめていた。「お願い！！黙ってて！！」。そのオタは、レスと呼ばれる某の視線に気付いたが、某に対しては表情を変えずに無反応だった。某はこないだのデート現場の事や現役中の恋愛について、表沙汰になってスキャンダルとしてバラされる事を覚悟した。劇場公演の後日、某はカフェのコーヒーをすすりながら、自分自身の事について1人で自省していた。某自身、アイドル業はあくまで仕事であり、プライベートとは分けて考えていたが、卒業メンバーから安心安全なメンバーとしてお墨付きを貰っていて、某自身もそれを良く認識していた事から、ファンに黙って現役中に恋愛をする事に後ろめたさを感じてはいた。デート現場をオタに目撃された事で、現役中の恋愛が表沙汰になれば、ネット上で誹謗中傷を浴びる事を某自身も怖れており、グループや他のメンバーに迷惑が掛かる事も認識していた。それと同時に、某自身に対して安心安全なメンバーとのお墨付きを賜わった卒業メンバーの顔に泥を塗る事になるのではないか、現役中の恋愛はやはりファンへの裏切りだったのではないか等の思いがよぎり、自分自身が不甲斐なくて情けないとも思った。実際には某自身の現役中の恋愛は表沙汰になる事はなく、某もグループにおける活動を無事終了した。
