爆サイ.com 北部九州版

神道・仏教


No.5771424
#522
加山光弘様 御心中へ。 「日蓮聖人の確かなる法華本門教学について」 日蓮聖人の確かなる教学を語るならば、三つの法門(三大秘法)以外はありません…。 それは即ち、 本門の本尊、題目、戒壇でありますが、これ等を一つ(一大秘法)に集約すればそれは、妙法蓮華經の五字となるのが、古来からの有名な所でしょう…。 さて、末法にしか出現されない本佛である所の久遠釈尊を本尊とし、この久遠釈尊の本尊を現実的なお姿として表現する場合(事相)は、どの様にすれば仏説通りとなるのでしょう…。 仏像や画像などに表現し、それらを久遠釈尊として合掌し、題目だけを唱題すれば仏法と呼べるのでしょうか…。 今現在の日蓮宗系のほとんどはこの本尊形式を用い、これ等を正統な日蓮聖人教学として表現しながら、団信徒に教え勧めているのが現状であります…。 従いまして、檀家には仏壇が存在し、その中に日蓮聖人が書き現された法華経曼陀羅(通称 ひげ曼陀羅とよばれています)を安置し、その下段に南無妙法蓮華經の彫り物があり、この右手に多宝如来、左手には釈迦牟尼如来がおられ、日蓮聖人像はこれらのまた下段に鎮座されているという有り様なのです…。 彼等の法華経観は本・迹一致論からくる法華経観ではありますが、果たしてこの法華経観は正しいのでしょうか…。 この法華経の事相は果たして本門思想主義の日蓮聖人教学とどの様な関係性があるのかを、また、文証を表しながらお話しさせて頂こうと考えています


[ 高橋幸弘 ]
TOP